タリバン元国防相ら5人を国境付近で逮捕か - パキスタン
03月02日 19:33
写真は首都イスラマバード(Islamabad)で2日、新聞一面を飾るアコンド元国防相逮捕の記事を読む市民。(c)AFP/Aamir QURESHI
【イスラマバード/パキスタン 2日 AFP】治安当局が2日に明らかにしたところによると、2月末、アフガニスタンとの国境に近い南西部の都市クエッタ(Quetta)で、ホテルへの急襲作戦により、タリバン(Taliban)のオバイドラ・アコンド(Obaidullah Akhund)元国防相ら5人を逮捕したという。2001年末の政権崩壊以来、最上位の高官の逮捕となる。 アコンド元国防相の逮捕について、現時点でパキスタン政府からの正式発表はない。また、アフタブ・アハマド・カーン・シェルパオ(Aftab Ahmed Khan Sherpao)内相は逮捕について、「何も聞いていない」としている。 一方、AFPとのインタビューに応じたタリバンの報道官は、「(逮捕は)嘘だ。アコンド元国防相は、現在もわれわれとともにアフガニスタンにいる」として、逮捕の事実を否定している。 元国防相は、タリバン最高指導者ムハマド・オマル(Muhammad Omar)師の側近と目される人物。情勢の不安定なアフガニスタン南部で反乱軍を率いているとされ、2006年12月に政府高官が語ったところによれば、北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)が展開する南部カンダハル(Khandahar)で、約400人の部隊を指揮する。 写真は首都イスラマバード(Islamabad)で2日、新聞一面を飾るアコンド元国防相逮捕の記事を読む市民。(c)AFP/Aamir QURESHI