<07/08年秋冬ミラノ・コレクション>ブランド速報第3弾 - イタリア

02月24日 17:42


写真は、グッチの新作を披露するモデル。(c)AFP/PIERRE VERDY


【ミラノ/イタリア 22日 AFP】17日から24日までの8日間、ミラノ市内で07/08年秋冬コレクションが開かれている。 ■グッチ(Gucci)  グッチのデザイナーを務めるフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)は、強さと、開拓精神を持ち合わせた女性の姿を描き出した。 その強さの中には、1940年代に映画界を席捲した女優たちを思わせるエレガントな雰囲気が漂っている。今回フリーダがオマージュを捧げたのは、20世紀を駆け抜けた写真家のリー・ミラー(Lee Miller、1907-1977)。ミラーは第二次世界大戦中に雑誌「ヴォーグ(Vogue)」などの表紙を飾った、モデルの草分け的存在でもある。  飛行服をモチーフにしたマスキュリンなアイテムを多くそろえた。ダークグリーンのフ ライトジャケットやロングブーツとコーディネートした膝丈のパンツは、映画に登場するヒーローを思わせる。 一方、ヒロインのようにセクシーで魅惑的なドレスも後半にかけて披露した。艶やかな髪をなびかせ、深紅のルージュを引いたモデルたちは服の持つ魅力を一層引き立てる。  デイウェアには、薄手のミニドレスや、裾をくしゅっとたるませたスキニーパンツ、細身のジャケットを提案した。シルエットはハイウエストのものが多い。イブニング用には、40年代風の黒いロングドレスが登場する。セクシーな胸元のカッティングや肩、首回りに施されたクリスタルが美しい。  「リー・ミラーは才能に溢れ、抜群のファッションセンスを持ちあわせていました。現代の‘強い女性’のパイオニア的存在です」とフリーダ。 ■マルニ(Marni)  デザイナーのコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)は、一見シンプルに見えて非常に計算されたデザインのワードローブを提案。明快なコンセプトをラグジュアリーな素材と巧みなカッティングで表現した。ランウェイには、ドロップショルダーのコートや袖が七部丈のコートなど、ひねりの効いたフォルムのアウターが登場。ひざ丈のワンピースも流れるようなラインが優雅さを漂わせる。  特殊加工が施されたテキスタイルやポリプロピレン、ラテックスなどの素材はフューチャリスティックな雰囲気を醸し出す。柔らかなシルエットを描くダーツ、プリーツ、ひだ加工といったディティールも印象的。グレーや黒といったダークカラーのカラーパレットには、プラム、イエロー、グリーン、ブルー、ショッキングピンクといった鮮やかな色が差し込まれた。  巧みなアクセサリー使いにも注目したい。ストラップ付きのウェッジソールや、サテンのワンピース、丸いシェイプのビッグバッグ、バリエーション豊かなグローブやファーの帽子、キュートなモチーフネックレス。ワンピースやコートのウエストには、キャンバス地のベルトをアクセントに加えた。 ■アントニオ・マラス(Antonio Marras)  アントニオ・、マラスは、繊細なディティールの中に強さを表現した。非常にロマンチックだが、決して子供っぽくない。マラスは、モノトーンの世界を丁寧なディティールで仕上げ、上品さをプラスする。異なる質感やパターンを巧みに組み合わせたドレスは、モデルの動きに合わせ様々な表情をみせる。20年代風のエレガントなシルエットのスカート、スパンコール刺繍のドレス、黒の帽子も登場。足元には黒のタイツとハイヒールのパンプスを合わせた。 ■ロベルト・カバリ(Roberto Cavalli)  ロベルト・カバリはシガレットパンツや乗馬風パンツなどのマスキュリンなアイテムを提案した。パンツには、クリーム色のサテンのジャケットやプリント柄のブラウス、コンパクトなブルゾンをコーディネート。軽快なハットは、カウガールのよう。メタリックな質感を放つドレスやスーツも登場した。 ■サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)  サルヴァトーレ・フェラガモはベルベット、ツイード、サテンといった素材を使用。なだらかな曲線を描くドレスや、様々な質感の素材で展開された英国風のチェック柄が印象的だ。マスキュリンなシルエットのパンツや、フェザーやスパンコールがあしらわれたアイテムも新しい。写真は、グッチの新作を披露するモデル。(c)AFP/PIERRE VERDY