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CULTURE 2021.3.27 

早くも京都屈指の人気バーに! 360度の絶景だけではない「K36 The Bar & Rooftop」の楽しみ方

京都市街が一望できる「K36 Rooftop」。席数は75。

東山の高台に建つ「ザ・ホテル青龍 京都清水」。その最上階にあるバー「K36 The Bar & Rooftop」が昨年、大きな話題を呼んだ。俳優の本木雅弘が出演したJR東海のCMロケ地として評判になり、一時は入店まで3時間待ちの賑わいとなったのである。

この店をプロデュースしたのが、京都の老舗「Bar K6」のオーナーバーテンダーとして有名な西田稔さん。昭和8年に建てられた元清水小学校をホテルに改修、その屋上をバーに変えるに当たって、まったくコンセプトの違う2つの空間を作ることを考えたという。

ひとつは、先のCMにも使われた屋外のルーフトップバー&レストラン「K36 Rooftop」。その最大の魅力は、京都市街を一望できる360°のパノラマビューである。京都の街並みに沈む夕陽や、ライトアップされた法観寺八坂の塔の眺望は、まさに息を呑む美しさで、季節によって春は桜、夏は五山送り火、秋は紅葉と、異なる京都の風情を楽しむことができる。また地元の素材を使った食事を用意しているほか、スタンディングスペースも設けているので、友人やカップルで気軽に利用できるのがいい。

かつては小学校の教室だったとは思えない「K36 The Bar」。席数は40。

一方、隣接する室内にあるのがメインバーの「K36 The Bar」。こちらはイギリスのホテルのバーをイメージして作ったそうだ。広々とした店内にはゆったりとしたソファが配置され、カウンターでは西田さん自身がシェーカーを振る。まさに大人の社交場といった雰囲気である。

「私が作るカクテルはジントニックやマティーニといったスタンダードなもの。それをいかに美味しく召し上がっていただくかを常々、考えてきました」と、西田さんが言う。そんな彼が目指すのは、「ホテルの付属物のようなバーではなく、ここを利用するためにホテルに泊まりたくなるようなバー。昼から夜まで通しで営業していますので、明るいうちから飲んでいただくこともできれば、京都観光の後に立ち寄ってもらうこともできます。ちなみに清水小学校時代、室内のバーは教室で、時代によっては美術室として使われていたこともあるようです。あのワインセターのあたりにちょうど黒板があって……。京都を訪れた際にはぜひここで、バーの楽しみ方やお酒の歴史を学んでいただきたいですね」

左はカジュアルな雰囲気の「K36 Rooftop」で出されるジントニック。メインバー「K36 The Bar」で出される右のジントニックとは随分と雰囲気が異なる。
京都の伝説的バーテンダー、西田稔さん。「K36」ではバトラーの肩書でカウンターに立つ。シャンパーニュ・オフィシエ、クリュッグ・アンバサダー、ウイスキー・コンテストの審査員など多方面で活躍する。

■K36 The Bar & Rooftop
ザ・ホテル青龍 京都清水 4階
営業時間:The Bar 14:00~26:00(L.O.25:00)、Rooftop 14:00~23:00(L.O.21:30)
TEL.075-541-3636

文=永野正雄(ENGINE編集部)

(ENGINEWEBオリジナル)

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