過去13年間分の雑誌記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。
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本誌長期リポート艦隊の長距離ランナー、この2年間でまた地球を1周する距離を走りました。今回は大事なしということで車検をクリアです。
44号車が編集部にやってきて3回目の車検を受けた。この2年間で走った距離は4万8300km! また地球を1周(4万km)した44号車である。とはいえ、1回目と2回目の車検の間には6万4500kmを走っているから、ペースは落ちている。
日頃から面倒を見てもらっているヤナセに持ち込むと、タイロッドのボール・ジョイントのブーツが切れて、グリスが漏れていること、ボールナット・ステアリングの動きを伝えるドラッグ・リンクにガタがきてしまっているという指摘を受けた。どちらも、大手術を受けるというほどの重症ではないのでほっとした。
2013年6月にW124のマイスターと自負するヤナセ東京支店のサービス担当副部長、深沢 誠さんがチェックしたのが効いているのかもしれない。そのときに前後ブレーキ・パッドとディスクを交換しているし、エンジン・オイルの減り対策もした。車検費用は基本料金が約6万円、部品と工賃で約4万円の計10万円。これに加え、自動車重量税5万400円、自賠責保険料2万7840円、印紙代1100円、車検代行手数料2万1000円がかかり、総計で約20万円の出費となった。
車検には関係がないけれど、44号車のように新車から13年以上が経過したクルマにたいして、自動車税が2015年4月から5%増えるというニュースが飛び込んできた。いまだって13年未満のクルマにたいして10%増しだから15%増になるということ。1台のクルマを大事に長く乗ることはエコじゃないのか? 自動車には燃料も含め、税金をかけすぎだ。クルマ離れの一因である。
さて、車検から戻った44号車で、正月休みに父と弟2人を乗せ、ゴルフに出かけた。300TEのトランクはゴルフバッグ4つを、なんなく飲み込む。有難いと感じたのは渋滞にハマった帰路だ。長時間座っていても疲れない。特に高齢の父には好評だった。目指せ20万km!
文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 写真=望月浩彦
■44号車/メルセデス・ベンツ300TE
MERCEDES-BENZ300TE
購入価格:168万円
導入時期:2008年9月
走行距離:18万6701km
(ENGINE2014年3月号)
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