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WATCH 2021.1.22 

ユンハンス/電波ソーラーの採用で実用性を高めた、名匠マックス・ビルの傑作ウォッチ

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複雑に機能する時計のムーブメントは、もはや小宇宙といっても過言ではない。スーパースポーツカーにとってエンジンが大切なように、時計選びもエンジン=ムーブメントがキモなのだ!

JUNHANS(ユンハンス)/マックス・ビル メガソーラー
名作「マックス・ビル バイ ユンハンス」のデザインを継承しつつ、新たに電波ソーラームーブメントを搭載することで高精度と利便性をも手に入れた革新モデル。ドーム型プレキシガラスには耐傷加工を施し、またケース素材には軽快な着用感が得られるチタニウムを採用するなど、外装性能も大幅に向上。電波ソーラー・クオーツ。チタニウム、ケース直径38㎜、3気圧防水。税別14万5000円。

世界5局の標準電波に対応したキャリバーJ101.85。完全放電後、8分間日光に当てるだけで作動する高速充電機能に加え、カレンダーはクオーツモードでも2400年まで調整不要だ。

JUNHANS

時計愛好家はもちろん、デザインプロダクトを好む人々からも高い支持を得ている「マックス・ビル バイ ユンハンス」。デザインを手がけたのは、コレクションにもその名を刻む名匠マックス・ビル。1927~29年にかけてバウハウスで学び、その後は建築家、画家、プロダクトデザイナーなど、多方面で才能を発揮した人物だ。

1961年に誕生したこの時計は、ユンハンスを代表するコレクションのひとつ。手巻き式にはじまり、以後、自動巻きやクオーツも展開されるが、今年、このラインナップに電波ソーラームーブメントを搭載した「マックス・ビル メガソーラー」が加わった。1985年、同社が世界に先駆けて完成させた電波ソーラー技術。

その最進化形となるムーブメントは、完全放電状態からわずか8分の採光で駆動するのみならず、欧州、英国、米国、日本(2局)の標準電波を受信して現地の正確な時刻を表示。スマートフォンとの連携も可能にし、電波を受信できない地域にいても現地時刻を取得できるようにした。完成されたミニマルデザインに加え、利便性を追求した電波ソーラームーブメントを搭載したことで、バウハウスの理念を具現化した傑作は、より魅力的なモデルへと進化を遂げている。

文=竹石祐三 写真=近藤正一 スタイリング=仲唐英俊
(ENGINE 2021年1月号)

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