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WATCH 2021.1.2 

ローラン・フェリエ/極上のシンプルウォッチが帰ってきた

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複雑に機能する時計のムーブメントは、もはや小宇宙といっても過言ではない。スーパースポーツカーにとってエンジンが大切なように、時計選びもエンジン=ムーブメントがキモなのだ!

LAURENT FERRIER(ローラン・フェリエ)/クラシック オリジン グリーン
クラフトマンシップを駆使した「アトリエ シリーズ」の30本限定モデルとして製作されるこの新作は、磨き上げたグレード5チタンのケースにグリーンのグラデーションダイアルを組み合わせ、クラシカルなデザインにスポーティな雰囲気もプラス。手巻き。80時間パワーリザーブ。ケース直径40㎜、30m防水。税別360万円(30本はウェブサイトで直販)。

ブラックロジウム仕上げの大きなブリッジで覆った独特の手巻きムーブメント。一見シンプルだが、実は隅々まで手作業で最高の仕上げが施された逸品。

LAURENT FERRIER

ローラン・フェリエは、少量生産で通好み機械式高級時計を手掛ける独立系の新進気鋭ブランド。10周年を記念する新作の「クラシック オリジン グリーン」は、原点回帰を思わせる端正なデザインが特徴だ。絶賛されたデビュー作「クラシックトゥールビヨン ダブルスパイラル」に立ち返ったそのデザインは、滑らかなラインを描くケースやシンプルなダイアルが格別の味わいを醸す。今回はトゥールビヨンを搭載しないが、80時間パワーリザーブの手巻きムーブメントは、高級時計の最高基準の仕上げが施され、これまた絶品だ。

時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!

各社がトゥールビヨンの凝った見せ方を競った2010年当時、ダイアル側か らはあえて複雑機構を見せず、この新作のようなシンプルでクリーンなデザインを貫いたローラン・フェリエの美的センスを称賛した人は少なくない。クラシカルでエレガントなスタイルこそがタイムレスなのだ(カタカナだらけだが)と実感した次第。

ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!

ダイアル同様に優雅さが漂う美麗なムーブメント。シンプルなれど、各ブリッジの面取りは手仕事で磨き仕上げられ、ネジの頭部分も鏡面仕上げが施されている。そして、ブランドの特徴ともいえるロングブレード・ラチェット機構を採用し、巻き上げの際に心地よい感触と繊細な作動音が楽しめるのも大きな魅力だ。

文=菅原 茂/前田清輝(ENGINE編集部) 
(ENGINE2021年1月号)

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