2021.01.12

CARS

カングーお馴染みの限定車 テーマは晩秋のパリとコート・ダジュール

ルノー・カングーはカタログ・モデルはもちろんのこと、多彩な限定車でも人気を集めている。そのなかでも新しいモデルを発売する度に好評を博し、仕様を変更したモデルが何度も登場するなど、もはやシリーズ化している「クルール」と「ペイサージュ」の新バージョンが2モデル続けて設定された。


ルノー・カングー・クルール
ルノー・カングー・クルール
ルノー・カングー・クルール
ルノー・カングー・クルール

2010年に初めて登場したクルールはフランス語で「色」を表すネーミングを持ち、販売時期の季節感に合わせた専用のボディ・カラーが特徴になっている。2020年の晩秋に登場した今回のボディ・カラーは「ジョン・カーキ」と呼ばれるカーキ色。木々の色づく街を行き交うパリジェンヌが纏ったトレンチコートからイメージしたものだ。


ルノー・カングー・ペイサージュ
ルノー・カングー・ペイサージュ
ルノー・カングー・ペイサージュ
ルノー・カングー・ペイサージュ

また、フランス語で「風景」を意味するペイサージュも2014年からたびたび設定されている限定車。こちらは毎回、フランスの景勝地をイメージしたボディ・カラーをセレクトしているが、今回選ばれたのはコート・ダジュールのリゾート地であるサントロペ。その澄み渡った空と海を思わせる「ブルー・ドラジェ」を採用した。この鮮やかな青色は2019年夏に発売され好評だったボディ・カラーで、今回が2度目の登場となる。


クルール、ペイサージュとも、ベースは「ゼン」のEDC(デュアルクラッチ式6段自動MT)仕様で、専用色に塗られたボディとフロント・グリル・ブレード、ブラックの前後バンパーとドア・ミラーを組み合わせている。価格は両モデルとも264.7万円。販売台数はいずれも台数限定で、クルールが150台、ペイサージュが200台となっている。本国では新型カングーが発表されており、現行型の購入を検討しているなら見逃せないモデルといえそうだ。


文=関 耕一郎


(ENGINE2021年2・3月合併号)

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