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CAR 2021.1.9 

トラックコースは全長2.1km 千葉にポルシェの“聖地”誕生!

世界で9番目となるポルシェ・エクスペリエンスセンターがついに2021年夏に千葉県木更津市に開業。その魅力とは?

現在、着々と工事が進んでいるPEC東京。公開された完成予想図を見ると、コース奥に“カルーセル”が描かれているのがわかる。ランオフエリアも大きく安全性も高そうだ。オープンが待ち遠しい!

2018年末に第一報が出て以来、その動向が注目されてきたポルシェのドライビング体験施設『ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京』が、2021年夏に千葉県木更津市にオープンすることがポルシェジャパンのミヒャエル・キルシュ社長から発表された。

ポルシェ・エクスペリエンスセンター(PEC)は2008年にイギリス・シルバーストーン・サーキット内に設立されたのを皮切りに世界各地に展開されているもので、PEC東京は9番目の施設となる。

今回明らかにされた概要によると、全長2.1kmのトラックコースを中心に、スキッドパッドやドリフトサークル、オフロードコースなどが設置される。

その最大の特徴は、既存のサーキットに併設される他のPECと違い、山間の地形を最大限に生かし、ラグナ・セカの“コークスクリュー”やニュルブルクリンクの“カルーセル”を模したコーナーをちりばめた3次元コースが設定されることだ。

また建設にあたり、千葉県の自然環境保全条例規定に基づき、自然の保存、植生の回復、専用の保全地、湿性生物保全エリアを新たに設置するなど環境への最大限の配慮がなされている点も見逃せない。

さらに日本らしく江戸切子をモチーフとした施設内の建物には、ラウンジやレストラン、ミーティングルーム、本格シミュレーターなども用意。ただのドライブ施設や、ショールームとは違う、ブランドセンターとしての役割も果たすようになっているという。

以前、ドイツ・ライプツィヒとフランス・ル・マンのPECを訪れたことがあるが、エクスペリエンス・センターの名の通り、五感を通じて一歩深いポルシェの世界を体感するブランドセンター、情報発信基地としての機能が充実していたのが印象的だった。羽田、成田からもアクセスのいいPEC東京は、日本だけでなくアジアに対する発信拠点としても重要な意味を持つ施設になりそうだ。

江戸切子をモチーフとした施設の外観
これはル・マンのPEC。レースウイーク中はサロンやプレスセンター的な役目も果たす。

文=藤原よしお

(ENGINE2021年2・3月合併号)

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