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CAR 2020.12.18 [PROMOTION]

新型アルファ ロメオ ステルヴィオの走りを堪能する。特別な体験ができるアルファ!

取材・文=塩澤則浩(ENGINE編集部)写真=鈴木 勝

進化した新型アルファ ロメオを試乗体験する企画の第2弾は、前回もジュリア2.0ターボ・ヴェローチェをドライブした建築家でアルフィスタの廣部剛司さんが、気鋭の若手シェフ、大野尚斗さんと今度はステルヴィオV6 2.9ビターボ・クアドリフォリオをドライブ。廣部さんが設計した南房総の別荘で、大野さんの手による旬の素材を活かした料理を楽しみながら、アルファと「住」や「食」の魅力的な体験について語り合った。

NEW ALFA ROMEO STELVIO 2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO

獰猛だけど品がある

「どれだけ獰猛なエンジンを積んでるんですか、このクルマは!!!」。これが510馬力のV6ツインターボを搭載したステルヴィオ・クアドリフォリオから降りてきた廣部さんと大野さんたちふたりの、最初の言葉。

ふたりとも「もうたまらない」とばかりに盛大に破顔している。「いやぁ、料金所を出た後の加速が、ホントに笑っちゃうほど凄かった」と大野さん。前後に適切なトルクを効率良く配分することで得られるハイパワー4WDならでは猛烈な加速に驚きを隠せない様子。

一方、ステアリングを握っていた廣部さんはと言えば、「速いは速いけど、決して速さだけじゃない。加速は猛烈なんだけど品もある。そこがアルファらしいと思った」とアルファ乗りならではの感想を語ってくれた。ちなみに廣部さんの愛車は74年型のスパイダー・ヴェローチェだ。

もちろん大野さんもクルマ好きだが、驚いたのは大野さんのお父さんがかつてアルフィスタだったこと。しかも乗っていたのは同じスパイダー・ヴェローチェだという。お互いがアルファで繋がったことで一気に話が弾んだ。

左が建築家の廣部さん、右がシェフの大野さん。

「アクセルを踏むとドーンと背中を蹴飛ばされるような凄い加速なんだけど、踏む前のエレガントさには驚きましたね」(廣部)

「パワーもそうですが、助手席からでもハンドリングがいいことがすぐにわかる。動きがキビキビしている」(大野)

「そうそう。運転して楽しいぞと、クルマの方からけしかけて来る感じ。SUVですがなんていうエクスキューズは必要ない。本物のドライバーズカーですよ」(廣部)

「楽しいですよね。ワクワクする特別な体験でしたね」(大野)

クルマを降りた後も興奮気味に話すふたりだが、ドライバーズカーのアルファ ロメオにとって一番重要なのは、この運転してワクワクする気持ちだ。510馬力を発揮するV6ツインターボのエンジンも、ただパワーがあればいいのかと言えば、そうではない。回転フィールはどうなのか。気持ち良く吹け上がるのか。音はどうなのか。いいなと感じる音になっているのか。

そうしたことの全てが「特別な体験」をさせてくれる大事な要素になっている。さすがにふたりとも職業がら鋭い感性の持ち主だけあって、すぐにアルファの魅力を感じ取っていた。

南房総の別荘に着いて、ステルヴィオについて語り合う廣部さんと大野さん。

廣部さんが設計したVilla SSKのガレージに収まったステルヴィオ。週末の別荘ライフにはピッタリのクルマだ。ガレージの左側にゲストルーム、奥に2階建ての母屋がある。

集積材の角材を組み合わせた三角形の構造(木造立体トラスアーチ構造)が不思議な空間をつくり出している。

特別な空間で特別な体験

アクアラインの海ほたるPAでステルヴィオに乗り換え、南房総まで高速道路を走って着いたのは、廣部さんが2012年に設計した別荘だ。オーナーが週末をゆっくり過ごすことができるように、居心地のいいLDKと海を見渡せる浴室、愛車を収めるガレージ、ゲストルームがある。

一番の特徴は木造の立体トラスアーチ構造が生み出す不思議なトンネル空間だ。建物の入り口側に山、目の前には海が広がる立地だが、トンネル構造のおかげでリビングに居ながら目線を変えるだけで山と海、両方の景色を楽しむことができる。この日は生憎の雨模様だったが、まるで山と海を行き来できるような特別な空間だった。

LDKから暗くなってゆく海側を見る。天気が良ければ海に沈む夕日が見られる。

大きな五角形の建物は2階建で、海に面した庭にはリビングからひと続きになったウッドデッキがある。遠くには三浦半島も見える。

シェフの大野さんは、ここでどんな料理をつくるのか。事前に準備していたのは別荘が海沿いにあることを聞いて用意した千葉産の金目鯛と人参だった。寒くなったので金目鯛で温かいものを、人参はデザートにするという。

1989年生まれで、いま31歳という大野さんだが、料理人としての経歴は相当変わっている。高校を卒業してフランス料理の名店で修行し、2年後単身アメリカに渡り、料理学校、カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカのニューヨーク本校に入学。在学中もミシュランの星つきレストランに勤務し、卒業後はシカゴのミシュラン3星のレストランで部門シェフとシェフ・パティシエを務めあげた。

その後は包丁1本を手にヨーロッパを中心に世界へ料理修行の旅に出た。美味しい料理があると聞けば食べに出向き、素晴らしいレストランがあると聞けば修行のために門を叩いた。コロナ禍で帰国を余儀なくされた2020年の5月までは、世界のレストラン50にも選ばれたペルーのレストランにいた。

実は廣部さんも29歳のときに勤めていた建築事務所を辞めて、世界をまわる建築修行の旅をしている。奇遇なことにふたりには若くして同じような体験があったというわけだ。

「旅する侍キュイジニエ」として、BSでドキュメンタリー番組が放送されたこともある大野さん。

キッチンで世界各地での体験を語り合う廣部さんと大野さん。廣部さんの建築放浪の旅は『サイドウェイ 建築への旅』(2006年TOTO出版)として書籍化されている。

そんな大野さん、20歳の頃はつくりたいと思った料理がなかなかイメージどおりにできずにいたが、武者修行を終えた27歳頃にすんなりできてしまうことに気づいたという。

「あるとき、料理をつくる前に味がわかったんです。これは美味しくなるなと、頭の中でイメージができてしまう経験をした」という大野さんに、廣部さんが語ったことに思わず頷いてしまった。「“つくる仕事”をするとき、できてから結果を判断するのはプロではない。でき上がる前に結果が予見できるのが本当のプロ」。

そうできるようになるために廣部さんも大野さんも「旅をした」し、「下積み」があったというわけだ。

Villa SSKのキンチンで、金目鯛に包丁を入れる大野さん。

金目鯛の鱗焼き 金目鯛のスープ仕立て。中にカリカリ梅を入れたご飯の表面を焼き、鱗つきで焼いた金目鯛をのせている。同じく金目鯛の出汁にはあおさを加えた。

人参のデクリネゾン。白い花は人参の花。人参ムースと生の人参、グラッセにした人参に素揚げした人参の葉と葉っぱのオイルソースが見事に千葉の大地を表現する。

世界各地で腕を奮ってきた大野さんがこの日つくったのはふた品。「金目鯛の鱗焼き 金目鯛のスープ仕立て」と「人参のデクリネゾン」。金目鯛を盛りつける器は、廣部さんが持参したものから大野さんが「アルファの赤ですね」と選んだ。窯元で買いつけた九谷焼で、普段から愛用しているものをそのまま持ってきたという。

多めのオリーブオイルでソテーした鱗つきの金目鯛は、文字どおり外は香ばしくカリッと、中は熱々ながらしっとりとした状態で、和ともフレンチとも言える大野さんならではの料理だった。

一方、廣部さんが「草原にいるような爽やかさ」と表現した人参のデクリネゾンは、千葉の農家から取り寄せた人参が使われていた。海と山。まるで別荘のコンセプトのようではないか。

アクアラインを走るステルヴィオ。SUVとは思えないスポーツカーのような走りと精悍なスタイルが自慢。アルファ ロメオならではの「特別な体験」ができる。

愛車が眺められるリビングから見たガレージの中のステルヴィオ。リアスタイルにも色気がある。

「赤と黒」のステルヴィオの室内。さすがクアドリフォリオだけあってスポーティに仕立てられており、本革とアルカンターラのスポーツ・シートのホールド性は素晴らしい。

「まさかこんな体験ができるとは思ってもみなかった。なんて贅沢なんだろう。大野さんの料理を食べて、日々の大切さを想った。それこそステルヴィオに乗ったときもそうだったけど、特別な体験というのは人間にとって大事なんだと思う。ただ生きてるのではなく、喜びのある生。生かされてるのではなく、生きている瞬間を実感します」

廣部さんは大野さんの料理を食べて、その体験をこう表現した。さらにこうも続ける。

「旅をしたり、食べたり、クルマももちろんそうだけど、全部繋がっている。そのことに気づいた人は、人生が豊かになるように感じます」 廣部さんの家や大野さんの料理がそうであるように、ステルヴィオに乗ると誰もがワクワクする。廣部さんのいうとおり、アルファ ロメオは人生を豊かにしてくれる希有なクルマだと思う。

◇『アルファ ロメオ ステルヴィオ』の詳細はコチラ
https://www.alfaromeo-jp.com/stelvio/

◇『アルファ ロメオ ステルヴィオ クアドリフォリオ』の詳細はコチラ
https://www.alfaromeo-jp.com/quadrifoglio/stelvio/

アルファ ロメオ ステルヴィオ V6 2.9ビターボ・クアドリフォリオ

全長×全幅×全高=4700×1955×1680㎜。ホイールベース=2820㎜。車重=1930kg。エンジン=2.9リットルV型6気筒DOHC 24バルブ・インタークーラー付きツインターボ。最高出力=510ps/6500rpm。最大トルク=61.2kgm/2500rpm。トランスミション=8段AT。価格=1232万円(税込)。※撮影車のカラーはコンペティツオーネ・レッドでオプション費用33万円(税込)。

右/廣部剛司(ひろべ たけし)1968年神奈川県生まれ。一級建築士。日本大学理工学部海洋建築工学科卒。芦原建築設計研究所に7年間勤務後、世界の建築を巡るために8ケ月をかけて世界を一周。のちに『サイドウェイ 建築への旅』として出版。1999年、廣部剛司建築設計室設立。2009年(株)廣部剛司建築研究所に改組。近著に『世界の美しい住宅』(エクスナレッジ刊)がある。

左/大野尚斗(おおの なおと)1989年福岡県生まれ。バックパッカーだった両親の元に生まれる。高校卒業後、福岡の人気レストランを経て渡米。カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ、ニューヨーク本校入学。The NoMad(ミシュラン1つ星)、Alinea(ミシュラン3つ星、在籍時世界レストランベスト50で9位)で部門シェフとシェフ・パティシエを経て帰国後、包丁1本を持ってヨーロッパを修行して回る。その後、代官山レクテ(ミシュラン1星)で副料理長、都内会員制レストランでシェフを務め、国外の星つき店で研鑽。2021年独立準備中。

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