ENGINE WEB

WATCH 2020.12.13 [PROMOTION]

モリッツ・グロスマン/振り子式時計に最新鋭の技術を注ぎ、移りゆく時の流れに思いを馳せる

文=柴田 充 写真=近藤正一 スタイリング=仲唐英俊

MORITZ GROSSMANN(モリッツ・グロスマン)/ハマティック・ヴィンテージ
「ハマティック」は、2018年にプロトタイプが発表され、昨年製品化された。世界限 定モデル(25本)は、1875年に製作され現存する懐中時計に見られるオリジナルのロゴデザインを採用する。光沢ある黒艶ダイアルに、バーを思わせるシャープなローマンインデックスが映え、わずか0.1㎜に手仕上げされた針の美しさも際立つ。従来とはまったく異なる機構ながら、ブランド伝統の堅牢な支柱構造や美しいリブ模様は変わらず。時代を超えて愛用できる仕様だ。自動巻き。ホワイトゴールド、ケース直径41㎜。税別570万円。

MORITZ GROSSMANN

機械式時計は、長い歴史と先人の偉業を範としつつ、時代にふさわしい新たな発想や技術を加え、進化を続ける。「ハマティック」はその証左でもある。搭載したのは、19世紀のハンマー式巻き上げ機構に着想を得た振り子式自動巻きムーブメントだ。一般的な自動巻きが回転ローターによってゼンマイを巻き上げるのに対し、古い掛け時計に見られるような振り子がこれを担う。

1950年代には腕時計でも試みられ、実用化もされたが、現代では忘れ去られていた技術だ。ケースバックには見たことのないような機構が広がる。ゴールドのウェイトを先 端に備えた楕円形のハンマー振り子が左右に振れることで、巻き上げ方向によって瞬時に切り替わるふたつのラチェットホイールを介し、原動力を香箱に伝える。

振り子の内側には左右にストップバネを取り付け、これが中央のハンマーレバーとの接触時の衝撃を吸収するとともに、振り子を押し戻す初動トルクを与える。ムーブメント直径を生かし、わずか2㎜のハンマー振り子の動きでゼンマイを巻き上げるのだ。古典的なようでいて、実は高効率を実現し、将来の修理メンテナンスの容易さも視野に入れる。それも極めてドイツらしい。

問い合わせ=モリッツ・グロスマン ブティック Tel.03-5615-8185
https://ja.grossmann-uhren.com

総合アクセスランキング

最新の人気記事

WATCH トップへ