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CAR 2020.9.6 

時計担当マエダ、ポルシェ911 カレラ 買っちゃいました! #03 待望の911 カレラ、いざ購入へ!!

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今年2月からENGINE編集部へ時計担当として参加したマエダ。そんなマエダがポルシェ、そして911の魅力に触れるべく991後期型 カレラを購入。ポルシェ・ビギナーが感じるポルシェ、そして911とは?

これまでの愛車、メルセデスのGLCクーペを一括見積もりへ

991後期型のカレラは、まさに自分の好みにピッタリだった! RRがもたらす背中から押し出されるような走りに軽快さ。最後の自然吸気エンジン搭載となる前期型のカレラ(検討したのはカレラ4S)もとても魅力的だったのだが、前期型を試乗した感動が色褪せぬ数時間後に後期型でそう感じたのだから購入に迷いはなかった。

試乗後、販売店に購入の意志を伝えると同時に、今度はこれまで乗っていたメルセデスのGLCクーペ(ディーゼル)の売却準備を始めることに。少しでも高額で買い取ってもらいたいので、まずはwebにて一括見積もりを申し込む。

登場して間もない頃に購入したGLCクーペ。穏やかな乗り心地で燃費も良く、妻もお気に入りだったのだが、残念ながら2台を維持することは難しく手放すことに。購入してから2年半、北東北や関西方面へとかなり遠出の旅にも出かけ、いつも快適な時間をもたらしてくれた。それだけに買取されて自宅から出て行く姿を見ると切ない気持ちでいっぱいに……。

そして、実車確認希望の連絡をいただいた自動車買取会社の方達と連絡を取り、同じ日時に揃って確認をしていただいた上で一斉に買取金額を提示してもらう入札形式でお願いした。

以前もこうした形で愛車を売却したのだが、買い替えの際にディーラーにて提示される下取り金額よりもかなり高額で買い取ってもらっていたので、今回もそうしたのだ。

緊急事態宣言の発令中にも一度、車両データの登録だけでやはり一括見積もりをした際は、正直「新車で購入してから2年半で、この価格!?」と驚く安さだったのだが、幸いにも今回は良い意味で予想を裏切り、前回の見積もりより高めに想定していた金額をさらに上回る満足いく結果に!これには本当に助かった。

というのも、今回の911 カレラ購入の予算というのが、このGLCクーペの売却する金額が想定していた金額を前提としていたものだったからだ。そもそも「あともう少し予算を増やせば…」とか「これくらいなら予算オーバーしてもなんとかなるか」という買い物の仕方が気の小さい自分としては出来ず、手に入れた後に考えられる維持費なども踏まえて少しでも余裕を持っておきたい気持ちが強かっただけに、ホッとひと安心した。

ワクワクの納車。そして豪雨でドキドキの初ドライブ

その後、無事に911カレラの販売店には車両代金(および諸費用)を支払い、車庫証明や保険の変更手続きを進めていく。ひとつずつ納車に向かってステップを踏む過程は、夢の実現に近づいているようで気分が盛り上がる。

「まずはどこに出かけようか」、「必要なモノは何かあるかな?」などあれこれ911カレラ納車後のことに思いを馳せつつ、書籍やwebで情報収集している時間がとにかく楽しい。自分でコツコツ貯めた貯金から買ったクルマとはいえ、クリスマス前の子供の頃を思い出す。納車にかかる日数は約3週間。その間、時計大特集の準備に追われ、休日返上で仕事をしていたものの、「あと少しで納車だ!」と911カレラのことを思うと頑張れた。

そして、とうとう納車日! 当日はあいにくの雨の中だったがはやる気持ちを抑えられず、早起きし、予定より早く販売店に到着する。店内にはガラスコーティングを終えたピカピカの911カレラが……。お世話になった担当の方と最後の手続きなどをしつつもついつい目が行く。

初めて見た時も車体にもリムにも傷がない綺麗な個体だと感じたが、納車前にガラスコーティングをお願いしていたのでさらにピカピカに! 写真ではわかりづらいが、車体色はラメが入った「ジェットブラックメタリック」。センター2本出しのスポーツエグゾーストのテールパイプも車体色と同じブラックだったのが嬉しかった。前オーナーに感謝!

これまでも経験してきたことだが、やはり自分のクルマを受け取る時のワクワクと高揚する気持ちは何度経験しても変わらない。その時々に憧れてきたクルマがいよいよ自分のモノになる瞬間は、クルマ好きであれば何事にも変えがたい喜びだと思う。

「さぁ! 自宅までは高速を利用して走りを楽しむぞ〜」。手続きを終え、キーを受け取り、意気揚々と販売店を出ようとしたのだが、思わず足が止まる。朝から降り始めた雨がいつの間にか激しくなっていたのだ。「え? この中を帰るの!?」。

情けない話だが、叩きつけるような豪雨を見て一気に怯んでしまう。当初予定していた納車記念撮影も動揺して忘れてしまったほどだ。繰り返しになるが、自分の運転技術に自信無し。それだけに、初の高速での運転が豪雨となると緊張する……。

初めてのRRだけに、当日の雨には凹んだ。しかし、そんな心配を吹き飛ばすかのような安定した走りで無事帰宅。楽しむ余裕は無かったものの、911カレラを手に入れた喜びで胸はいっぱいに。

「とにかく慎重に。いつも以上に丁寧な運転を」。そう心がけながらの豪雨の中の初ドライブは緊張が切れることなく、特に高速道路のカーブではドキドキしっぱなし。実際には911カレラは雨の中も安定した走りで不安を感じるような瞬間は無かったのだが、恥ずかしながら自宅までの運転を楽しむ余裕は無かった。

しかもこの日も日曜ではあったものの、午後から撮影予定が入っており、帰宅するとクルマを置いてすぐにカメラマンのスタジオへ向かう。ようやく落ち着いたのは、撮影を終えて自宅に戻ってからだった。

慌ただしい日が続いて疲れてはいたものの、リビングから見えるカースペースに佇む911カレラの姿を見ると、どうにもニヤニヤしてしまう。「とうとう来てくれたね、相棒! これからよろしく!!」。こうして、いよいよ911カレラとの生活が始まった! (つづく)

文=前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター) 写真=望月浩彦、前田清輝
 (ENGINE WEBオリジナル)

前田清輝(まえだ・せいき)1972年生まれ。ENGINE編集部シニア・エディター。ライフスタイル誌や時計専門誌の編集長、『メンズクラブ』『エスクァイアBBB日本版』の時計・クルマ担当を経て、2020年2月より現職に。趣味は温泉巡りとルアーフィッシング。ENGINE編集部所属を機に、ポルシェ 911カレラを購入した。 

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