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パテック フィリップ/トラベルウォッチで時空を超えた旅を夢見る

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いま着けたいのは、“物語” のある時計--。その興味深いストーリーを知るほどに魅力は深まるばかり。ここに現代の名品たちを主役にした珠玉の短編集を編んでみた。

パテック フィリップ ワールドタイム 5230/現在地のみならず、世界の24のタイムゾーンに属する主要都市の時刻がひとつのダイアル上で同時に読み取れる画期的な「ワールドタイム」の開発と製造で有名なのがパテッ ク フィリップ。80年以上に及ぶ「ワールドタイム」の伝統は、現代のモデルにも脈々と受け継がれる。自動巻き。ローズゴールド、ケース直径38.5㎜、3気圧防水。税別529万円。カラトラバ・カフリンクス ローズゴールド税別40万円。

ラウンド型ケースで、手動式の回転ベゼルに世界の都市名を刻む「Ref.1415 HU」は1939年に誕生し、現在のワールドタイムの原点を成すモデルの一つ。1946年に作られたプラチナモデルはオークションで記録的な高値を付けたことでも有名。

PATEK PHILIPPE

フランスの小説家ジュール・ヴェルヌが『八十日間世界一周』を発表したのは1873年のこと。クロノメーターよろしくロンドンの基準時と世界各地の時刻を計算しながら80日間で世界一周に成功し、主人公が賭けに勝利する痛快な物語だ。まだワールドタイムの概念やそうした時計が存在しない時代にワールドタイムを着けて世界を駆け巡るかのような主人公の行動が実に興味深い。

21世紀の今は複数の地域の時刻が読み取れる便利な腕時計は数多くある。その原点を成す先駆者といえばパテック フィリップだ。世界各地の時刻がつねに同時に読み取れる「ワールドタイム」は、80年以上もその代表作のひとつに数えられてきた。

ジュネーブの社屋に保存される貴重な販売台帳。創業以来の膨大な記録が記され、著名人も多く名を連 ねる。これもまた時計をめぐる物語の宝庫だ。

24時間で一周する回転リングに記された数字と世界24タイムゾーンに属す主要都市もしくは地域を対応させて各地の時刻を読み取る「ワールドタイム」の仕組みを発明したのはジュネーブの時計製作者ルイ・コティエだが、パテック フィリップはこれを1930年代に腕時計で実用化し、さらに機構を改良して特許を取得した。現在広く一般に用いられている方式のデファクトスタンダードはまさにパテック フィリップなのだ。ジェット機による空の旅が始まる50年代に各種のモデルを発表してこの種のトラベルウォッチを世界に広めたのも同社の功績である。

ワールドタイム クロノグラフ5930/下のワールドタイム「Ref.1415-1 HU」から着想して作られた現代モデルは、コラムホイールと垂直クラッチを併せ持つ自社製クロノグラフムーブメントと新設計のワールドタイムモジュールとを融合。ワールドタイムの見やすさを重視して、クロノグラフ積算計については30分計のみを6時位置に控えめに配置。自動巻き。ホワイトゴールド、ケース直径39.5㎜、3気圧防水。税別821万円。

クロノグラフを併せ持つ世界初のワールドタイム「No. 862 442」は、1940年に顧客の要望で1点製作。手動式の回転ベゼルに世界の都市名を刻み、24時間リングの外周に脈拍を計るパルスメーターを配置。発注者はドクターとの説もある。

そうした伝統を継承する「ワールドタイム」の現代モデルは、基本的な機能を受け継ぎながらも、操作性の点では大きく進化している。すなわち、時差を超えて移動した際にタ イムゾーンの変更が必要になるが、専用のプッシュボタンを押すだけで、簡単に素早く調整できるように改良されている。実際に旅に携行した場合の使い勝手の良さもパテック フィリップの「ワールドタイム」が選ばれる理由に違いない。

カラトラバ・パイロット トラベルタイム 5524/戦前のパイロット用サイドロメーターから自由に発想してトラベルタイム機能搭載モデルに仕上げたユニークなモデル。アラビア数字を配したダイアルにローカルタイムとホームタイム用に使い分けられる2本の現地時間を装備。ケース左のプッシュボタンで現地時刻の調整も容易に行える。自動巻き。ローズゴールド(左)、ホワイトゴールド(右)、ケース直径42㎜、60m防水。ともに税別519万円。

「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」の発想源になった1936年のサイドロメーター(時角腕時計)。パイロットは360度に分割された目盛りに角度を表示しながら24時間で1回転する特殊な時針を利用して飛行機の現在地を測定した。

同社のトラベルウォッチには歴史に根ざす伝統的な機構をベースにしたものがもうひとつある。「トラベルタイム」と呼ばれるモデルだ。こちらは、ダイアルに同軸の時針が2本備わり、例えば国内では2本揃えて使い、移動先の海外ではボタン操作で2本を分離し、それぞれローカルタイムとホームタイムの表示に使い分けられるのが大きな特色だ。近年はこの便利なデュアルタイム表示と古のパイロットウォッチのデザインを融合して空の旅へと誘うようなモデルが発表され、人気の的だ。

ワールドタイムやトラベルタイムに共通するのは歴史的な傑作から想を得たパテック フィリップの由緒正しいデザインと機能、そして機械式ムーブメントは先端技術を生かした最新鋭にして、品質や精度は世界最高の認証とされるパテック フィリップ・シールのお墨付き。すでにこれだけでも語るべき物語に満ちている。

たとえ今、実際に旅に着けていく目的で求めるのではなくても、手に入れる価値がある逸品に違いない。そしてオーナーになれば、パテック フィリップの台帳に名を記すことも可能だ。そうしたトラベルウォッチで時空を超えた自身の旅の物語を次の世代へと伝えることも夢ではない。最高品質の価値ある時計だからこそ世代を継いで語るタイムレスな物語を綴るにふさわしいのだ。 

問い合わせ=パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター Tel.03-3255-8109
https://www.patek.com/ja

文=菅原 茂  写真=近藤正一
(ENGINE2020年9・10月合併号)

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