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CULTURE 2020.7.13 

表参道GYREに移転オープン CIBONEで見つけるお宝アイテム!

6月に移転オープンした人気のライフスタイルショップ、CIBONE(シボネ)。倉庫のような空間には、ここでしかお目にかかれない、レア・アイテムを見つける楽しみに溢れていた。

店の入口に入って直ぐのゾーン。スクラップ木材を用いた一点一点異なる家具は、ピート・ヘイン・イークのもの。今では世界的に知られるが、自国オランダ以外で扱ったのはCIBONEが最初。

コロナ禍により家で過ごす時間が増え、インテリアへの関心が高まっている昨今。わざわざ店舗に赴かずにネットを利用し、よく知られた定番の名作家具を購入するケースが増えているという。こうした時代にあって、反対に都心の一等地にあるインテリアショップでは、時代の一歩先を行く、わざわざ人に訪れてもらうための工夫を凝らしている店も現れた。

その良い例が、6月1日に外苑前から表参道のGYREの地下に移転した、ライフスタイルショップのCIBONEだろう。国内外のエッジの利いた家具や雑貨を多数揃えることで、国際的に知られたお店だ。

表参道の通りから、オレンジ色の階段を下りていくと店舗がある。

窓の無い300坪の店舗は、倉庫のような無機質な空間。この店の魅力は、印象的なオレンジ色の階段を下りて直ぐの店の入口付近に、1点モノや少量生産の、アート寄りのオブジェを多数揃えていること。この場所でないとお目にかかれない品々が殆どだ。

聞けば、こうした品揃えは昨今の好調なネット販売から判断したのではなく、時代の空気感を汲んでのもの。そう、誰もが知っている定番ではなく、自分の感性や心に響くストーリーのあるお気に入りの逸品を求める人が、少しずつ増えてきていたのだ。しかもアートギャラリーでは少々敷居が高いが、インテリアショップであれば間口は広い。

中古品の瓶に、本来捨てられるはずだった残糸を手で編んでかぶせたベース。壁に飾られているのは、草花を樹脂で固めたオブジェ。

という訳で、気になったアイテムを幾つか選んでみた。外苑前の店にあった棚を移築するなど、店内には荒々しいエネルギーが感じられ、意外な場所に興味深いものが展示されていたりもする。宝探しのように店の中を歩き回るのも楽しいだろう。

ミニカーとアルミ板をプレスして作り上げたオブジェ。パーツが散る姿に、手は加えられていない。
左手に見えるのは、工業廃棄物を利用したピート・ヘイン・イークの花器。
焼き物に彩色を加えた、温かみを感じるオブジェ。棚は前の店舗から移築したもので、断片を板で塞いで仕上げてある。

(問い合わせ先)
CIBONE 
東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
https://www.cibone.com/

文・写真=ジョー スズキ(デザイン・プロデューサー)

(ENGINEWEBオリジナル)

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