これまで出会ったクルマの中で、もっとも印象に残っている1台は何か? クルマが私たちの人生にもたらしてくれたものについて考える企画「わが人生のクルマのクルマ」。自動車ジャーナリストの菰田潔さんが選んだのは、「BMW 325i(E30)」。33年前、ラリー界の神様である ラウノ・アルトーネンをはじめ、 錚々たるメンバーとともに乗った325iは、それまで乗ったことのあるクルマとはまったくの別物だった。
ラウノ・アルトーネンがドライブするBMW325i
ドイツ本国では1977年から始まったBMWドライバー・トレーニングを日本でも開催するべく、1987年11月にJARI(日本自動車研究所)のテスト・コースで試験開校した。その2泊3日のプレス向けトレーニングを取材するために受講した。このときのチーフ・インストラクターはラリーの神様のような存在のラウノ・アルトーネン。BMWM社の社員で校長先生のフォン・ブライテンブッフ、BMW本社の開発チームから (のちに広報部長になる)トーマス・ギュービッツもインストラクターとして来日した。
用意してあった3台のインストラクター・カーと12台のトレーニング・カーはすべて325i(E30)。直列6気筒2・5Lエンジンを搭載した左ハンドルでATというモデルだった。
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