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CAR 2020.7.8 

【試乗記】メルセデス・ベンツ300TE(1992)との日々♯28 古き良きものを訪ねる旅

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「メルセデス哲学をもった最後のメルセデス」などと形容され1984年にデビューした中型メルセデス124型は、消耗部品をちゃんと交換していけば、新車同然の状態で長く使えると言われていた。それを確かめるべく、2008年、ENGINE編集部は長期テスト車として、92年型の300TEを購入。購入時の走行距離は3万4000㎞、価格は168万円。それから12年後、2019年の走行距離30万キロを突破をきっかけに、過去12年間の雑誌「ENGINE」連載をWEBで公開しています。毎週水曜日12時更新。

古き良きものを訪ねる旅

指先が痛くなるほど寒い日でも44号車の3ℓ直6は一発で目覚め、吹け上がりもスムーズだ。古くてもいいものはいい。調子がいいので遠出をした。雑誌ENGINEの取材(2010年9月号)をきっかけに、懇意にしていただいている小林昌良さんを長野へ訪ねたのである。小林さんは57年型シボレー・ベルエアを所有するほか、50年代のギターや家具などアメリカン・ヴィンティッジの収集家である。

こちらは小林昌良さんが経営するアメリカン・テイストあふれるレストラン「グーギーズ」。まるでアメリカン・グラフィティ。

「古くてもいいものじゃないと価値がない」と、おっしゃる小林さん。最近、長野駅前にフローズン・ヨーグルトの店をオープンした。信州の牧場で作った新鮮なヨーグルトはメチャクチャ旨い。なんと、店内のテーブルはイームズ! イスはブリッツ・ハンセンのセブンチェア! 古くてもいいものを愛する小林さんのこだわりだ。92年型メルセデス・ベンツ300TEも"いいもの"だから、大事に乗っていきたい。

文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 写真=望月浩彦

44号車/メルセデス・ベンツ300TE
MERCEDES-BENZ300TE
購入価格:168万円
導入時期:2008年9月
走行距離 3万4570km+11万1012㎞

(ENGINE2011年3月号)

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