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CAR 2020.6.17 

【試乗記】メルセデス・ベンツ300TE(1992)との日々♯25 10万㎞突破と優勝を祝う!

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「メルセデス哲学をもった最後のメルセデス」などと形容され1984年にデビューした中型メルセデス124型は、消耗部品をちゃんと交換していけば、新車同然の状態で長く使えると言われていた。それを確かめるべく、2008年、ENGINE編集部は長期テスト車として、92年型の300TEを購入。購入時の走行距離は3万4000㎞、価格は168万円。それから12年後、2019年の走行距離30万キロを突破をきっかけに、過去12年間の雑誌「ENGINE」連載をWEBで公開しています。毎週水曜日12時更新。

10万㎞突破と優勝を祝う!

編集部に走行距離3万4000㎞でやってきた92年型メルセデス・ベンツ300TEが、25カ月の歳月を経て10万㎞を突破した。オドメーターの99999が100000に変わったのは、10月9日(土)午前6時10分、東名高速道路厚木IC付近。レッドブル・ジャパンの誘いを受けて「F1日本GP」が開催される鈴鹿サーキットに向っていたときのことだ。大台突破の瞬間を思い出に残るドライブで味わえたのは嬉しい。

長距離ドライブ前にキンキンに冷えたやつを1 本!

3連休の初日ということもあって、岡崎ICや四日市IC付近は大渋滞。鈴鹿ICを降りたときは、東京を出発して7時間が経過していた。44号車はジリジリと進む渋滞のなかにあっても"ぐずる"素振りを見せない。走行距離10万㎞の中古車なのにドライバーの疲労も小さい。新車から18年を経たいまでも、東京〜鈴鹿の往復800㎞に不安を与えないのはさすがメルセデス・ベンツだ。鈴鹿は予選が中止されるほどの豪雨だったが、1本ワイパーの雨滴払拭能力も素晴らしい。

マーク・ウェバーのマシン。

さて、レッドブルのパドックを見学することができたので報告したい。ピカピカの床にウェバーのマシンが! 機械なのにオーラがある。スターみたいだ。美しい!

「明日は予選と決勝を一度に行うので緊張する」というレッドブルのメカニックだが、現在トップのチームだけに表情に自信が見てとれた。「2週間ごとに世界各地へ転戦するエネルギーはレッドブル。これ、書いといてね(笑)」。

予選と決勝はご存じの通りレッドブルの圧勝。セバスチャン・ヴェッテル選手が優勝した。レッドブルのキャッチ・フレーズは「GIVES YOU WINGS」。アグレッシブな走りを見て、心に翼(=勇気)をもらいました。おめでとう! 

文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 

44号車/メルセデス・ベンツ300TE
MERCEDES-BENZ300TE
購入価格:168万円
導入時期:2008年9月
走行距離 3万4570km+10万1500km

(ENGINE2010年12月号)

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