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WATCH 2020.6.4 

ENGINE編集部が推す、2020年新作時計|カルティエ

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CARTIER/今年ブレークするのは進化した「パシャ」だ!

(c)Cartier

究極のスーパ-コンプリケーションや、古来の工芸技法を生かしたメティエダール、独創的なジュエリーウォッチなど、圧倒的なクリエイティブのパワーで最近の高級時計をリードしてきたカルティエだが、今年はカルティエらしさをもっと身近に味わえる新生「パシャ」が秀逸だ。1985年の発表以来、男女を問わず多くの人に熱愛されてきた名作のオリジナル・デザインを生かしながらも、自社ムーブメント搭載や換装が容易なブレスレットとストラップをはじめ、随所が進化したところが素晴らしい。メカ良し、デザイン良し、実用性も抜群という三拍子揃った最新の「パシャ」は大いに魅力的だ。

 
(c)Cartier

パシャ ドゥ カルティエ

自社ムーブメントをはじめ、道具なしでブレスレットの付け替え可能なクイックスイッチと長さ調整も簡単なスマートリンクの両システム。耐磁性や防水性の向上、リュウズとカバーにブルーのスピネル(またはサファイア)をセットするなど、大幅に進化。上/自動巻き。ステンレススティール、ケース直径41㎜、10気圧防水。税別予価71万円。下/同スケルトン・モデル。税別予価268万8000円。いずれも交換可能なスティールブレスレットとアリゲーターストラップが付属。9月発売予定。


 

タンク アシメトリック

伝説の名作に焦点を当てる「カルティエ プリヴェ」第4弾は、1936年に登場したこのモデル。ひし形のケースに30度傾いたダイアルをセットした特異なデザインを歴史的なデザインと斬新なスケルトンで表現。上/手巻き。イエローゴールド、ケース縦47.15㎜×横26.2㎜、日常生活防水。世界限定100本。税別予価279万6000円。下/手巻き。プラチナ、日常生活防水。世界限定100本。税別予価1002万円。12月発売予定。

サントス デュモン「ラ ドゥモワゼル」

2018年のリニューアルで人気再燃中の「サントス」にオリジナルにより近い2針デザインの手巻きが仲間入り。サントス=デュモンが設計した飛行機「ラ ドゥモワゼル」に捧げたこの限定モデルも注目。手巻き、プラチナ。ケース縦46.6㎜×横33.9㎜、日常生活防水。替えベルト、特製ボックス、トラベルポーチ、カフリンクスが付属する世界限定30セット。価格、発売時期未定。

 

ロンド ルイ カルティエ パンテール マルケトリ ドゥ パイユ エ ドール

アーティスティックな職人技を発揮した「メティエダール」ウォッチの新作は、アイコニックなパンテールのモチーフを12色に彩色された75本のパイユ(藁)とホワイト、イエロー、ピンクゴールドのマルケトリ(寄木細工)でダイナミックに表現。手巻き。ホワイトゴールド、ケース直径42㎜、日常生活防水。世界限定30本。価格、発売時期未定。

時計ジャーナリスト・菅原 茂はこう見た!

「パシャ」に加え「サントス」や「タンク アシメトリック」など今年は気になるモデルが目白押し。アイコニックなクラシックの数々によってカルティエの魅力をあらためて再認識した次第。個人的にはオリジナルのデザインの忠実ながらも刷新されたモデルと、そのスケルトン・モデルを同時に展開するカルティエ プリヴェの最新作にはまった!

ENGINE編集部・前田清輝はこう見た!

初代「パシャ」は、スポーティでありながら、エレガントさを漂わせるデザインでいまも根強い人気を誇るが、今回のリニューアルでまたブームを巻き起こしそう。ブレスレット、ストラップのどちらを選んでも、男性のみならず女性にも支持されること間違いなし。大切な人とシェアをして楽しむのもおすすめだ。

文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)

(ENGINE2020年7月号)

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