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WATCH 2020.6.3 

【2020新作速報・第3弾】エントリーからコンプリまで。主役級モデル、イッキ見せ!

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この春に開催が見送られたジュネーブやバーゼルでの展示会、そして独立開催のスウォッチ グループなどから新作情報が続々到着した。第3弾ではカルティエやヴァシュロン・コンスタンタン、ブレゲなど31ブランドから60本以上を紹介。これで最新トレンドもまるっと早わかり。時計ジャーナリスト・菅原 茂氏と、ENGINE編集部・前田清輝が、その魅力を語り合う。

©Cartier

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前田 今年は中止となったウォッチズ&ワンダーズ(旧SIHH)ですが、webでの新作発表を行いましたね。そして、スウォッチ グループからも続々と情報が届いて、いよいよ本格的に今年の新作が揃い始めました!

菅原 状況次第だけれども、おそらく夏以降も新作が引き続き発表されるはず。そう考えると、2大見本市が開催されなかったのは残念だけれど、毎月、新作のサプライズを楽しめるのも悪くないような気がしてきたよ。

前田 確かに! ところで、サプライズといえば、カルティエの「パシャ」と「タンク アシメトリック」。このリニューアルは、どちらも大好きなモデルだけに嬉しいですね〜。

菅原 スクエアな時計も好きだものね(笑)。あとローマンインデックス。

前田 ええ、なので大学時代にタンクを買ったこともあります。懐事情の関係で中古でしたが(笑)。

菅原 確かにウォッチズ&ワンダーズの顔役的なカルティエが、新作の柱をクラシックとモダンクラシックのラインアップで揃えてきたのは印象的だったよね。常に培ってきた伝統を大切にしながら、モダンな試みを欠かさず、2つの要素を融合させてきたのはさすがカルティエ。

前田 そして、保証期間がなんと70年!という超長期保証となったパネライには驚かされました。

菅原 昨年からIWCやカルティエも保証期間延長の発表をしていたけれど、70年はすごいよね。そういえばパワーリザーブが伸びてるのも見逃せない。品質は高まるばかりだよ。

前田 そんな中、ヴァシュロン・コンスタンタンは、今年も超絶なハイパーコンプリケーションを発表してきました。これもすごい!

菅原 260周年記念以降、ずっと超絶モデルを発表し続けているのには、ブランドの底力を感じるね。買える、買えないじゃなくて夢があるし、見ているだけでも楽しくなる。

前田 そんな機械式がホットな一方で、クオーツモデルにも嬉しいサプライズがありました。

菅原 「ハミルトン PSR」だね。

前田 世界初のLEDデジタルウォッチのパルサーの復刻ですが、このレトロフューチャー感は、今見ても新鮮! ケースもブレスレットも質感が高いですし、年齢を重ねてもアクセサリー感覚で楽しめると思います。

菅原 腕時計はファッションアイテム化が加速しているんだと思う。ビジネスシーンでスーツ一辺倒だったのが変わったように、スポーツウォッチの新解釈が進んだり。実用的なインフォーマルとかさ。

前田 素材使いも軽くて耐久性を追求した新素材もあれば、ヴィンテージの服のように経年変化が楽しめるブロンズも人気が高いですしね。

菅原 ダイアルも然り。ブルーやグリーン、それにスケルトンにしても様々なアップデートがされている。だから、状況が落ち着いたら時計部の取材もアップデートしようよ!

前田 むむっ、具体的には?

菅原 名作時計や開発者の足跡を辿って世界を巡るの。以前、サントス=デュモンの取材でブラジルとフランスを時間をかけて回ったんだよ。食事も宿も素晴らしかったなぁ…。

前田 まずは新潮社の社員食堂からでお願いします(汗)。

文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年7月号)

左/菅原 茂(すがわら・しげる)
1954年生まれ。時計ジャーナリスト。1980年代にファッションやジュエリー雑誌でイタリアやフランスを取材。1990年代からは時計に専念し、スイス時計見本市取材は25年以上、専門誌や一般誌に多数の記事を発表。ENGINE本誌にも創刊号から20年にわたり寄稿するベテラン。

右/前田清輝(まえだ・せいき)1972年生まれ。ENGINE編集部シニア・エディター。ライフスタイル誌や時計専門誌の編集長、『メンズクラブ』『エスクァイアBBB日本版』の時計・クルマ担当を経て、今年2月より現職に。趣味は温泉巡りとルアーフィッシング。現在の愛車はメルセデスGLCクーペ。

 

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