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カレーやナンだけではない2 これがインド料理の新潮流「エリックサウスマサラダイナー」

インドやロンドン、ニューヨークでは、「モダン・インディアン キュイジーヌ」と呼ばれる、最先端のインド料理が大人気。 東京にもその流れが飛び火し、新しいレストランが生まれつつある。

料理は2019年晩冬の「モダンインディアンコース」5500円より。「仔羊のケバブ 焼き牡蠣 焼き林檎 スパイシーな牡蠣のクーリ」。濃厚な牡蠣のピュレとブラックペッパーやカレーリーフなどのスパイスを合わせたソースが独創的。

世界中の食文化を取り入れて進化

2018年にオープンした渋谷の「エリックサウスマサラダイナー」は、南インド料理に定評のある「エリックサウス」の姉妹店。実はここでも開業以来、伝統的な南インド料理と並んでモダン・インディアン キュイジーヌが提供されている。

総料理長の稲田俊輔氏が提案するモダン・インディアン キュイジーヌは、「もしもインドにこの食材や料理手法が伝わっていたら」という仮定に基づき、世界中の食文化を取り入れたもの。

前菜「カダイフのマサラガレット パニールのムース タマリンド 苺」。

たとえば一見デザートのように見える前菜は、カレーリーフ風味のスパイシーなポテトを、トルコの極細の麺状の生地「カダイフ」で包み、サクッと香ばしく揚げ焼きにしたものが主役だ。

トルコではカダイフに白いフレッシュチーズを合わせることが多いことから、インドの白いフレッシュ チーズ"パニール"を合わせ、生姜、タマリンド、苺の甘酸っぱいソースも取り合わせたという。

石窯で焼く名物のグリル料理は、このコースでは付け合わせやソースに遊び心を加えて提供。斬新かつボリュームもたっぷりとあり、これからますますブレイクしそうだ。

メニューを開発する稲田俊輔氏。「エリックサウス」をはじめ、和食店やビストロなども経営する円相フードサービスの専務取締役。
店内は中央のカウンター席とテーブル席を合わせ62席。

●エリックサウスマサラダイナー(ERICK SOUTH MASALA DINER)

東京都渋谷区神宮前6-19-17GEMS神宮前5F
TEL.03- 5962-7888    営月・水〜土11:30〜15: 00、17:30〜22:00LO
日祝11: 30〜21:00 LO   休火
https://enso.ne.jp/erick-masala/

文=小松めぐみ(フードライター) 写真=古田登紀子

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