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CAR 2019.11.6 

最後のV40で長野・上田からイッキ乗り! ボルボ試乗会レポート

新しいプラットフォームへの移行にともない販売を終えるボルボV40。熟成の最終モデルで秋の野山を駆け抜けた。

長野・上田からV40で東京・虎ノ門まで一気に走る、ボルボの試乗会に参加した。朝一に鍵を手渡されたのはアマゾン・ブルーの1.5ℓガソリンを載せたT3クラシック・エディション。V40にはさんざん乗ったが、T3とは縁がなく、市街地を少し走っただけだった。

幸い天気は秋晴れ。東京までのルートは自由である。記憶を辿って須坂から草津白根山の麓・万座温泉へ続く県道112号を目指したのだが、これが大正解。結局万座から浅間・白根・志賀さわやか街道を延々と走り、日が傾く頃に軽井沢にたどり着くまで、時に雲の上を行くような、美しい峠道を走り続けることができた。

152psを発揮するT3ユニットは、さすがにディーゼルのD4のような豊かなトルクや、2ℓガソリンのT5のようなすっきりと上まで回ろうとするフィーリングは得られない。でも新世代シャシーを採用したXC40や60、90たちとは明らかに違う、重く粘り気があって、情報伝達能力に優れたステアリングを握りしめながら、パドルシフトを駆使し、いかにパワーをロスさせずにアップダウンの続くつづら折りをスムーズに走らせるか、そんな試行錯誤を繰り返すドライビングが面白くてたまらなかった。

上位の高性能モデルより鼻先は軽く向きを変えるのが楽だし、サスペンション・ストロークも見た目よりたっぷりあって、山道で突然現れる段差も気にしないでどんどん踏んでいける。そうして約400㎞走って、改めて思った。ボルボV40はドライバーズ・カーだ。特にT3は軽快な走りが味わえる、今や貴重な1台だと僕は思う。

V40の最後の限定車が1.5ℓガソリンのT3を搭載するクラシック・エディションとタック・エディションで、それぞれインスクリプションとキネテックがべース。前者はサンルーフなどを、後者はHDDナビなどを標準装備する。価格は428万円と368万円(10%消費税込)。なおV40とV40クロスカントリーは現在5年の走行距離無制限保証付き。

文=上田純一郎(ENGINE編集部)  写真=山田真人

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