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CAR 2019.9.27 

シトロエンC3に本格派SUVが加わった。背の高さも、利便性もアップ。

留まるところを知らないPSA3ブランドによるSUV攻勢。早くも今年日本市場で3モデル目となる新顔が上陸した。

CITROËN C3

10年ほど前まで自前のSUVはプジョー3008といくつかの中国専用車のみだったPSAが反撃に転じたのは、新型プジョー3008&5008がデビューした2016年秋。以来、プジョー、シトロエン、DSの3ブランドから矢継ぎ早に新しいSUVを投入し、今では日本で買えるモデルだけでも3ブランドで6車種にまで拡大している。

そして今回また新たな1台が日本にやってきた。それがC3をベースにしたスモールSUV、C3エアクロスSUV。ちなみにこのクルマの登場により、プジョー2008、DS3クロスバックを合わせたPSA3ブランドのスモールSUVフル・ラインナップが完成した。

C3を上下に延ばしたようなスタイリングを持つC3エアクロスSUV。C3もSUV風だが、あちらはハッチバックをベースにSUV風の化粧を施しただけだが、こちらはボディ全体がSUV仕立てとなる。全高はC3よりも135㎜高い1630㎜。ただし、最低地上高はC3と同じ160㎜のままだ。ボディ・サイズはC3よりもひと回り大きく、全長4160×全幅1765㎜。ホイールベースも70㎜ほど長く、2605㎜に拡大されている。C3から拡大された長さと高さを活かし、C3よりも室内が広いのもエアクロスSUVの特徴。1270㎏~の車両重量はC3より100㎏重い。

機能面は基本的にC3に準拠。プラットフォームもDS3クロスバックに用いられた最新のCMPではなく、C3同様、ひと世代前のPF1を用いる。日本仕様は1.2ℓ直3ターボのみ。変速機はトルコン式ATだが、最新の8段ではなくC3と同じ6段との組み合わせ。ほかのPSAのSUVの例に漏れず4WDの設定はない。ただし、上級グレードには路面状況に応じて駆動力を調整する走行モード切り換えが備わる。

グレードはトリムと装備の違いのみで2種類。上級グレードは屋根が白か黒の2トーン・カラーになるほか、ドア・ミラーやルーフ・レールなどが別色に塗られる"カラーパック"が全車に標準で備わるなど、C3同様、ボディ色のラインナップは豊富かつカラフルだ。価格は259万円~。

上級グレードの後席はスライドとリクライニング機構付き。5人乗車時の荷室容量はC3の300ℓに対し、410ℓ。後席を前に出せば520ℓまで拡大する。ガラス・サンルーフは注文装備。

文=新井 一樹(ENGINE編集部)

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