毎年書いていますが、他との比較でではなく、そのクルマ自身の魅力で欲しいと思わせることが選考の基準です。特に今回は、他人に勧めたいクルマではなく、自分が本当に手に入れたい20台を選んでいます。
またも、やっぱりあらゆる面で進化した911は、ともに暮らしたいスポーツカーの最右翼。素のカレラのLHD、MTが入るなら狙うつもり。
2位 トヨタGRスープラ
まさにトヨタらしからぬ……と感じるのは、ピュア・スポーツとして開発者の思いが妥協なく実現された走りのパッケージ。GRの今後も楽しみだ。
3位 ベントレー・コンチネンタルGT(コンバーチブル含む)
初代のコンセプトを今のセンスで具現化したデザイン、走り、クオリティのレベルの高さに感銘を受けた。元オーナーとして惹かれざるを得ない。
4位 ポルシェ911GT3/911GT3 RS
9000rpmまで嬉々として吹け上がり500psを発生するNAエンジンとMTの組み合わせにゾクゾクさせられる。専用の外装デザインもいい感じ。
5位 ホンダNSX
ミドシップ3モーター・ハイブリッドの旨味を引き出すべく自分の走りをアップデートしていくのは間違いなくファン。手元に置きたい1台だ。
6位 BMW M2
スタイリッシュでも乗り心地がいいわけでもないけれど、とにかく走りは痛快、爽快、刺激的。これを逃したら次があるかは……?
7位 テスラ・モデルS
走りもパッケージングも、EVのメリットをフルに引き出しているのがその魅力。まさに他にはない独自のプレミアム性が、そこには宿る。
8位 アストン・マーティンDB11(AMR、V8、ヴォランテ含む)
斬新で、かつ紛れもなくアストン・マーティンな外観に、熟成が進み格段に質の高まった走りはGTの理想形。個人的には乗るならヴォランテだ。
9位 フェラーリ488/488スパイダー
ターボ化されてもエンジンは依然、超刺激的。しかもリアルなスポーツ・ドライビングに応えるシャシーを得て、本当に乗りたいクルマになった。
10位 ジャガーIペイス
デザインも走りも、EVの先進感とブランドの哲学が高次元で融合されている。プレミアム・カーメーカーが作れば、EVはこうなるという回答。
11位 BMW i3
コンパクトで且つ内外装も走りも超ハイクオリティ。黎明期だからこその気合の入りまくったEVは、時代が追いつき今も販売を伸ばしている。
12位 モーガン4/4、プラス4、ロードスター(3ホイラー以外)
気に入ったのは3.8ℓV6ユニットを積むロードスター。古典的スポーツカーの生の感触が瑞々しい。BMW製ストレート6を得たプラス6も楽しみ。
13位 マクラーレン570S(570スパイダー、570GT、540C含む)
超弩級のモデルにも惹かれるけれど、マクラーレンはエントリーの540Cでもサイコーに刺激的。普段使いしたくなるスーパースポーツだ。
14位 レクサスLC
これほどまでに感情を刺激するクルマが、日本のレクサスから登場したことがまず嬉しい。ともに過ごす日常は昂揚感に満ちたものになるだろう。
15位 レンジローバー・スポーツ
軽快なサイズ、走り、ヴォーグにも負けない上質感からすると実にリーズナブルな1台。特に3ℓディーゼル・エンジンの滑らかさにシビレる。
16位 メルセデス・ベンツGクラス(AMG G63を除く)
現代的な洗練を得つつも、どこかに往年の味わいを残した走りが心地良い。先代の雰囲気に未だ引かれつつも実際選ぶならコレにする。
17位 プジョー508セダン
前衛的な雰囲気の4ドアクーペ・ボディは、大きく開くリア・ゲートを備えて実用性も上々。間違いなく生活に何かをもたらしてくれるクルマだ。
18位 アルピーヌA110
軽やかで意のままになるハンドリングとフランス車らしいしなやかな乗り心地に、どこまででも走っていきたくなる本当にピュアなスポーツカー。
19位 マセラティ・レヴァンテ
V8エンジンを得たGTSとトロフェオはフットワークも格段に洗練され、実に気持ちよく走る。SUVでもちゃんとマセラティ。昂揚させられる。
20位 キャデラックXT5クロスオーバー
華やかな内外装に心地よいライド・コンフォート、そして自然吸気V6の心地よい吹け上がり。まさにアメリカン・ラグジュアリーを体現する1台だ。
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