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CAR 2019.6.5 

新型プジョー508。フランス車、そしてセダンが復権!

大きなテールゲートを持つ5ドア・スタイルに生まれ変わった新型プジョー508。流麗なスタイリング、懐の深い乗り味、高い実用性など、エンジン・ホット100の選考委員44名中 20名がマイホット20に選んだ。セダンはまだ終わっていない!

強豪のドイツ勢をおさえて

ヤルじゃん!、である。この新型プジョー508の日本仕様が発表・発売されたのが今年3月、プレス向け試乗会が実施されたのは4月(開催予定日のうち1日は季節外れのなごり雪ならぬドカ雪でキャンセルされたと聞く)のことと、まだ導入ホヤホヤ。にもかかわらず、並み居る実力モデルの多くを押しのけ、堂々3位に躍り出たのである。集計を見ると、選考委員中の20名が票を投じ、うち過半数を超える12名が自身の投票の10位以内としている。PCJ広報室のMさんもきっとお喜びなんじゃないかと思うが、タイミングはあるにせよ、デビュー戦でいきなり強豪ドイツ勢のメルセデス・ベンツもBMWもアウディも押さえつけてのランクインとなった。

このフランス車の魅力は何か

少し前、一部で話題となったTVドラマ『柴公園』のなかで「論破されました」という印象深い登場人物のセリフがあったが、まさにそんな感じかもしれない。ではあたらしいプジョー508の魅力とは何なのか? 選考委員のコメントを見渡すと、まず目に止まるのは走りおよび乗り味に対する好評価。「往年のフランス車みたいに軽やか」(今尾直樹さん)「ハンドリングは進化した猫足」(松田秀士さん)「シャシーのマッチングは意外にもディーゼルよりガソリンの方が好ましい」(山田弘樹さん)「しとやかなセダンが一気にアクティブに変身した」(日下部保雄さん)「乗り心地もまさにモダン・フレンチ」(佐野弘宗さん)「電子制御サスペンションの効果が大」(五味康隆さん)「抜群のロード・ホールディング」(荒井寿彦さん)など、多くの委員がコメントを寄せている。

またプジョーらしく、内外観のスタイル、センスの良さも挙がる。「どこか昭和っぽいレトロなカッコ良さ漂うデザイン」(清水草一さん)「濃いめなテイストに文句なしのカッコよさ」(嶋田智之さん)「押し出しの強い見た目のセダンが幅を利かすなかで、新鮮で美しいデザインが光る」(塩澤則浩さん)など。「ボディ・カラーのフィリピンの海の色“セルベスブルー”も素敵!」(吉田由美さん)「“美・走・実”、今のプジョーの魅力が詰まっています」(飯田裕子さん)といった声もある。

なんといっても、コスパ最高!

他方、コスパの高さも指摘されるところ。リポーター自身「価格も妥当」と思ったが「お買い得価格」(金子浩久さん)「ADAS系の充実の割には価格も魅力的」(高平高輝さん)などの声が。安全支援システムのみならず、エアサスも搭載、ナビなど標準装備のレベルは高く、417万円からの設定はやはり魅力的に映る。「良心的な価格設定が素晴らしい。ドイツ車が高すぎることを証明した」(渡辺慎太郎さん)という声や「ソフトな乗り心地至上主義の人にはもう評価されないかもしれないが、代わりに得たもの多数」(塩見 智さん)の指摘もあった。新型プジョー508の商品特性をまとめると“何かどこかあたらしいこと”。その気配ないしは実態を試乗して感じ取った各選考委員が、今回の投票行動で示したのだと思う。もし「本当に!?」とお思いだったら、ご自身でお確かめになることをお勧めしておきたい。

● 全長×全幅×全高=4750×1860×1420㎜ ホイールベース=2800㎜ 車両重量=1630㎏ 1.6リッター直4ターボ(180ps、25.5kgm)と2リッター直4ターボ・ディーゼル(177ps、40.8kgm)が用意されている。車両価格=417.0万円~

文=島崎七生人 写真=神村 聖

上手く”バケた” 。スタイリッシュに生まれ変わったプジョーのコンパクト・セダン「PEUGEOT 508 GT Blue HDi」に試乗。

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