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CAR 2019.4.15 

ラグーザ旧市街、イブラの迷路をさまよう。/シチリア・ドライブ3

Ragusa(ラグーザ)の旧市街Ibra(イブラ)地区は、ひとつの丘にバロック建築の建物が密集している。せっかくなので旧市街のホテルを、旅行サイトにて予約。翌日、ホテルから英語でのメールが送られてきた。「ホテルはZTL(車両進入禁止エリア)内にあるため、クルマでのアクセスはできません。無料の公共駐車場を利用ください」と、駐車場のGoogleマップのリンクが付けられていた。Googleマップのナビに導かれて、駐車場までは難なく到着。ただし、駐車場は丘の下にある。ホテルまでの直線距離は約200mだが、20mくらいの高低差があって、階段を上らなければならない。息を切らせながら、ホテルまでスーツケースを運び上げる。

公共駐車場の入り口。イブラ地区へは奥の方の階段からが近い。
駐車場からホテルまで階段が続く。(ホテルへ連絡すれば荷物を運んでくれます)

夕方、高台からイブラを眺めると、暗くなるにつれて、ライトアップされた街が浮き出てくる。1693年、大地震によって壊滅的な被害を受けた街は、その後バロック様式で再建された。道は、細く、曲がりくねり、階段が多い。廃墟と化した空き家も見受けられる。取材した3月初旬は、ホテルやレストランのほとんどは冬季休業中で、夜になるとさらに静けさを増す。迷路のような道を歩くと自分の足音しか聞こえなかった。

ホテル サッビニリカの部屋はアーチ状の石造り。
ホテルから「新市街」(といっても18世紀に造られている)をながめる。

◇Hotel Sabbinirica(イタリア語、英語)
   https://sabbinirica.com/en/

文=山元琢治(ENGINE編集部) 写真=増田岳二 コーディネ-ター=河村悦子

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