2019.03.10

CARS

復活を遂げた名車アルピーヌ、超軽量ボディで速さを実感!!

〔スポーツ編#02〕Alpine A110 Pure/アルピーヌA110ピュア

さらに好きになった  森口将之

新しいアルピーヌは年末年始の2週間、足にしていたので特別な感動はないだろうと思っていた。ただそのとき乗っていたのは上級グレードのリネージで、今回はシンプルなピュア。おかげでまたこのスポーツカーに新鮮な感動をもらった。薄いクッションのバケット・シートでも快適だし、リクライニングしなくてもドラポジは理想的。それ以上にホイールの違いが走りの個性を生み出している。ピュアの鍛造ホイールのほうが軽いのに幅は太い。おかげで身のこなしは軽快で、普段使いを楽にこなした乗り心地はよりしっとりしている。


車体重心と着座位置を一致すべく設計を工夫して、かつてないほどの人車一体感を実現するなど、このスポーツカーのエンジニアリングは想像以上に突き詰めている。今回それとともに感心したのは、2つのグレードを表面的な差別化とせず、ホイールの重さと幅というマニアックな違いによって、走りのテイストを描き分けていること。この1か月でさらにアルピーヌが好きになった。



一体感はハンパない  大井貴之

軽量のフルバケット2脚というスパルタンな仕様で車重は1110㎏。出荷状態でフルバケット・シートが装備されているクルマは沢山あるが、背もたれの角度、硬さ、乗降性、大きく動くチルト&テレスコと相まってドラポジはバッチリ。スポーツカーとしての第一関門は優秀な成績で突破! 1110㎏という車重は超軽量というほどではないが、252psの最高出力、32.6kgmの最大トルクを発生する1.8ℓターボとデュアルクラッチ式7段自動MTのDCTの組み合わせは軽快そのもの。


フラットなトルクを発生するエンジン、ストレスを一切感じさせない7段DCT、そして心地良いエグゾースト・サウンドによってゆっくり加速していても楽しくなってくる。しかも足が抜群! ひと言で言えば猫足。電子制御の減衰コントロールなどしていないのだが、一般道から高Gの加速、減速、コーナリング時まで、常にしなやかに路面を捕らえ、タイヤの限界が訪れても挙動は常に穏やか。姿勢安定制御も素晴らしく良い仕事をしている。これほどの一体感を感じられるクルマはそうそう無い。




「あと5周ぐらい乗りたかった」

〔読者コメント〕
エンジン音に酔うほどいい音!しなやかさを感じる足回りが良かった。(宇佐美雅也さん)
音もスタイルも良く、心をくすぐるクルマでした。(菅沼幸博さん)
コンパクトで速くてスタイル抜群。かつ頑張れば買えるお値段。クルマ好きの心鷲掴みの1台と思いました。(杉浦啓修さん)
最初に乗ったのですが加速感に驚いた。小粒でちょっとおしゃれなフランスのスポーツカーです。(湯浅公正さん)
コンパクト・スポーツ。自分で操れる感のあるクルマ。手の届くスペシャリティカー。(藤本治生さん)
ライト・ウェイト。エキシージより楽しい。(中村孝治さん)
今日一番の最高の1台。キレイに入るフロント。リアからのエンジン音。気持ちいい。(佐賀勉さん)
松田さんの運転が素晴らしかった。(O.K.さん)


アルピーヌA110ピュアの解説&走行動画はこちら



20年以上の歳月を経て見事に復活を遂げたアルピーヌ。その復帰第1作目がこのA110だ。往年の名車、初代A110と瓜二つに見える魅力的なスタイリングもさることながら、一番の注目は、当初タッグを組んでいたケータハム社と一緒に作ったアルミ・モノコックによる超軽量ボディ。車両重量はたったの1110㎏でしかない。このボディのミドシップにメガーヌR.S.と同形式の1.8ℓ直4ターボを横置きで搭載する。出力は252ps/32.6kgm。変速機はデュアルクラッチ式7段自動MT。全長×全幅×全高=4205×1800×1250㎜。ホイールベースは2420㎜。価格は790万円~。

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写真=柏田芳敬(メイン)/神村 聖(サブ)

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