【2月2日 AFP】メキシコとグアテマラで1日、マグニチュード(M)6.5の地震があり、グアテマラで3人が負傷し、インフラに被害が出た。当局が明らかにした。

 メキシコの地震当局によると、震源地はグアテマラ国境に近いメキシコ南部チアパス(Chiapas)州シウダイダルゴ(Ciudad Hidalgo)の南西37キロで、震源の深さは62キロ。

 グアテマラ当局は、国内で岩盤滑りによって幹線道路3本がふさがれたほか、少なくとも3人が軽傷を負ったと発表した。メキシコ国内では、震源付近のチアパス州で強い揺れがあったものの、大きな損害や負傷者は報告されていない。

 震源から1200キロ以上離れたメキシコの首都メキシコ市では、高層ビルが揺れて大勢の人が避難した。遠く離れたエルサルバドルでも揺れを感じたという。

 メキシコでは、2017年9月に発生し、死者465人、建物数万棟に被害が出た2回の地震が記憶に新しい。(c)AFP