【10月26日 AFP】英政府は25日、女性が英軍のすべての職種に応募することを認める方針を発表した。これまで男性だけだった陸軍特殊空挺部隊(SAS)などのエリート部隊にも志願できるようになる。

 ギャビン・ウィリアムソン(Gavin Williamson)国防相は「歴史的」な決定だとした上で、すでに軍に入隊している女性が歩兵部隊に異動することも可能になると述べた。

 一方、新規の志願者は今年12月から英国海兵隊などへの応募が可能になる。基礎訓練は来年4月から開始される予定で、基礎訓練を終えた女性兵士はSASなどのエリート部隊にも志願できる。

 英政府は2016年にいわゆる接近戦部隊への女性の配属を解禁し、その後も女性が就く任務を段階的に拡大してきた。(c)AFP