【12月15日 AFP】スウェーデンは14日、超党派による合意を受けて、合意年金制度の維持を目的に、年金の支給開始年齢を61歳から64歳に引き上げると発表した。

 アンニカ・ストランドヘル(Annika Strandhall)社会保障相とペール・ボルンド(Per Bolund)金融市場相は声明で、「年金を増額し、現在と将来の年金受給者双方に対して保障性を高めるため、現制度を改革する」と述べた。

 同じ声明で中道右派の野党4党の代表者らも、「寿命が長くなっており、今後も年金が拡大し続けるなら、私たちはより長期間働かざるを得ない。今回の合意は、生涯労働時間の延長、それに伴う年金の増額、財源の拡充に向けた重要な一歩だ」と強調した。

 支給開始年齢の引き上げは段階的に行われ、2026年に完了する予定。

 スウェーデンの現制度では61歳から年金の受給が可能だが、多くの人が経済的な理由からそれ以降も働くことを選んでいる。(c)AFP