【12月23日 AFP】クリスマスの25日、強い台風26号(アジア名:ノックテン、Nock-Ten)がフィリピンを直撃しそうだと当局が警告している。

 国民の大半がカトリック教徒のフィリピンではクリスマスは宗教上、1年で最も重要な日の一つだが、今年は台風26号の被害が懸念される。25日にルソン(Luzon)島東部を襲うとみられる時点での勢力について米軍の合同台風警報センター(US Joint Typhoon Warning Center)は、平均最大風速53.8メートル、最大瞬間風速66.9メートルと予測している。

 一方、フィリピンの気象当局はこれよりもやや緩い風速を予想しているが、現在の進路を維持すれば25日よりも後にマニラ(Manila)をかすめるとして警戒している。(c)AFP