【2月19日 Relaxnews】カナダは来月15日から、これまで入国時の査証(ビザ)取得が免除されていた外国人に対して、事前にインターネットでの電子渡航認証(eTA)の取得を義務付ける。

 米国が2008年に導入したものと同様の措置で、米国を除く50か国余りの外国人が影響を受ける。カナダを目的地とする人のほかに、乗り継ぎ地としてカナダに滞在する人も対象となる。

 eTAの取得には7カナダドル(約570円)の手数料がかかる。インターネットでの手続きが完了次第、渡航許可証が電子メールで送付され、有効期限は5年間となっている。

 カナダ入管当局によると、導入から当面の間は、渡航者が新しいルールに気付いていなかった場合でも寛大な措置が取られることもあるという。(c)Relaxnews/AFPBB News