【5月23日 Relaxnews】もしも「タイムトラベル」が可能だったら、未来と過去のどちらに行ってみたいか――こんな質問を欧州の人々に投げかけたところ、回答者の約3分の1が自分の若かりし時代に戻りたいと考えていることが分かった。

 英旅行予約サイト「ラストミニットドットコム(Lastminute.com)」が調査会社「OnePol」を通じて3月に実施した調査では、英国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアの成人1000人ずつ、計5000人に、タイムトラベルで行きたい時代を尋ねた。

 すると、回答者の28.9%が、自分が若かった時代に戻りたいと答えた。

 さらに冒険心あふれる16.6%の回答者は、もっと時代をさかのぼってクレオパトラ(Cleopatra)など歴史上の有名な人物に会ってみたいと答えた。また、ほぼ同数の回答者が王侯貴族時代の宮殿を見たいと答え、12%が古代ギリシャで偉大な哲学者たちと論争をしたいと答えた。

 こうした回答とは逆に、数百年後の未来に行きたいと答えた人は回答者の25.9%だった。また、ほんの数年だけ未来に飛び、ちょっとだけ将来の自分を見てみたいと答えた人は21.4%だった。

 国別にみると、過去よりも未来に行きたいとの回答が多数を占めたのは5か国中、イタリアと英国だけだった。(c)Relaxnews/AFPBB News