【4月3日 AFP】英政府は2日、イングランド(England)などで高レベルの大気汚染が発生していることを受け、健康被害の警告を発した。

 予報によると大気汚染は今後、イングランド南東部、中部、ウェールズ(Wales)で最も悪化する見通し。大気汚染の原因は、地元と欧州の排ガスさらにはサハラ(Sahara)砂漠から飛来したちりとされる。

 大気の質を、危険性が一番低い1から一番高い10までの10段階の評価で測定している英環境・食料・農村省によると、2日朝の大気の質はほぼ全土で5だったが、予報では同日中に8か9まで悪化する恐れがある。

 ロンドン(London)上空もスモッグでかすみがかかっているが、当局は車両規制を実施する予定はないと発表している。(c)AFP