【1月22日 AFP】パスワード管理アプリを開発する米スプラッシュデータ(SplashData)は、2013年の「最悪のパスワード」ランキングを発表した。これによると昨年インターネットに流出したパスワードのうち最も多かったのは「123456」だった。

 前年まで1位だった「password」というパスワードが初めて2位になり、3位は2012年と同じ「12345678」、4位は「qwerty」、5位は「abc123」だった。また9位には前年からランクを2つ上げて「iloveyou」が入った。

 このランキングは、盗まれてインターネットに流出したファイルに含まれていた多数のパスワードを元に集計されたもので、今回はアドビ(Adobe)のソフトウェアに関連した大規模なセキュリティー侵害の影響がみられた。このセキュリティー侵害によって画像処理・加工ソフト「Photoshop」などのアドビの製品の利用者の間で、簡単に見破られるようなパスワードがまん延していたことが明るみに出た。

 スプラッシュデータのモーガン・スレイン(Morgan Slain)最高経営責任者(CEO)は、「『adobe123』や『photoshop』(いずれも初めてランキング入り)などのパスワードが使われていたことをみると、利用しているウェブサイトやアプリケーションの名称を元にパスワードを作ってはいけないことが分かる」と指摘し、詐欺行為を行う者たちに見破られにくい「パスフレーズ」を使うべきだと語った。

 パスフレーズとは、「smiles_like_skip?」などのように無作為に選んだ複数の単語や数字、文字を並べたもの。覚えやすいが見破られにくく、他のパスワード管理の専門家らも推奨している。(c)AFP