【11月11日 AFP】ミャンマー中部で現地時間11日午前7時42分頃、マグニチュード(M)6.8の地震が発生し、NGO団体「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」によると少なくとも13人が死亡、40人が病院に搬送された。

 死者のうち4人は、ミャンマー第2の都市マンダレー(Mandalay)北部で橋の上にいた労働者。2人は僧院崩壊の犠牲になった。 さらにサガイン(Sagaing)で6人、マンダレーで1人がそれぞれ死亡したとされる。

 これに先立ち政府関係者は、首都ネピドー(Naypyidaw)で匿名を条件にAFPに対し、「2人が死亡、3人が負傷し、5人が依然行方不明になっている」と語った。行方不明者らはマンダレー北部で橋の建設工事に携わっていた作業員で、地震によりエーヤワディー川(Ayeyarwaddy River)に転落したという。

 米地質調査所(USGS)によると、震源はマンダレーの北方116キロで、深さは10キロ。地震の規模は当初M7.0と発表されていた。(c)AFP/Shwe Yinn Mar Oo