【11月7日 AFP】米中の高官は6日、緊張が続く両国の貿易関係について「率直な」協議を行った。今月、中国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、両国首脳が会談する予定となっている。

双方の発表によると、スコット・ベセント米財務長官と米通商代表部(USTR)のジェイミソン・グリア代表は、中国の何立峰副首相と電話会談し、過去1年間の経済・貿易分野での取り決めについて協議した。

米財務省の声明によると、米側は「中国が約束を完全かつ直ちに履行することの重要性」を強調し、「中国の最近の行動に対する懸念」を示した。

一方、中国商務省が7日にウェブサイトに掲載した国営メディアの報道によると、何氏は「米国が最近導入した経済・貿易上の制限措置に深刻な懸念」を表明した。

報道は、何氏がどの措置を指しているかは明らかにしなかったが、協議は「率直で、踏み込んだ、建設的なものだった」とした。

同省の発表によると、双方は会談で「意見の相違を適切に管理」し、「安定した」米中貿易関係を促進することで一致した。

今年のAPEC首脳会議は18日と19日に中国・深圳で開かれる。トランプ氏、習氏、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領による3者会談が行われる可能性もある。

中国外務省は今週、実現の可能性について米ロ両国と連絡を取っていると明らかにした。(c)AFP