不法滞在者の住居での拘束可能に、ベルギーが法案可決 左派と人権団体は反発
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【11月7日 AFP】ベルギーは6日、一定の条件下で、警察が不法滞在者の住居に立ち入り、拘束することを認める法案を可決した。左派政党や人権団体からは激しい批判が上がっている。
この計画はベルギーで長年、激しい議論の的となってきた。
新法では、警察が移民当局の職員を伴い、ベルギーへの滞在を認められていない者の自宅や、本人が居住する別の住居に立ち入り、拘束することが認められる。
対象となるのは、「退去命令を受けている」者や、「公共の秩序や国家安全保障に脅威を及ぼす恐れがある」者だ。
住居への立ち入りには、事前に予審判事の命令を得る必要がある。
新法はまた、必要に応じて、警察が鍵師に協力を求めることも認めている。
ベルギーのアンネレーン・ファンボシュイト移民相は声明で、新法を「歴史的」だと評価した。
「ある人物がわれわれの社会に危険をもたらすのであれば、当局は介入できなければならない」と述べ、不法滞在者に対する「魔女狩り」だとの見方を否定した。
一方、人権団体は、新法が市民的自由を侵害し、ベルギー憲法に違反すると主張し、強く反対している。
アムネスティ・インターナショナル・ベルギーは「この法律は、不法滞在を犯罪行為と誤って同一視している」と批判した。(c)AFP