韓国軍と民間が合同で披露したテコンドーの演武(c)news1
韓国軍と民間が合同で披露したテコンドーの演武(c)news1

【11月07日 KOREA WAVE】韓国の国家遺産庁は4日、北朝鮮が申請したテコンドーの国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産への登録審査の結果にかかわらず、韓国のテコンドーの登録を目指す方針を明らかにした。同庁は「韓国の国技であるテコンドーが、ユネスコ無形文化遺産の代表一覧表に単独で登録されるか、登録対象を広げる形で加わるよう、最後まで最善を尽くす」と表明した。

北朝鮮は2024年3月、テコンドーの単独登録をユネスコに申請した。韓国の国家遺産庁は、イ・ジェミョン(李在明)政権の発足後に国内のテコンドー団体と協議を進め、2026年3月に韓国のテコンドーの登録申請書を提出した。

同庁によると、韓国はパンソリやアリランなど計23件、北朝鮮は計5件をユネスコ無形文化遺産に登録している。朝鮮半島の伝統相撲「シルム」は2018年に南北が共同で登録した。南北がそれぞれ登録した例もある。民謡「アリラン」は韓国が2012年12月、北朝鮮が2014年11月に登録した。キムチ作りの文化は韓国が2013年12月、北朝鮮が2015年12月に登録した。

国家遺産庁は、ユネスコの無形文化遺産制度は文化の多様性を尊重し、各国の無形遺産を登録することで人類の文化に共通する価値を守り、次世代に伝えるためのものだと説明した。そのうえで、先に申請や登録をした国に、その遺産を独占する権利が認められるわけではないと強調した。

ホ・ミン国家遺産庁長は2日、韓国が申請した「韓紙作りの伝統的な知識・技術と文化的実践」と、北朝鮮が申請した「朝鮮民主主義人民共和国の伝統武術・テコンドー」が、ともに代表一覧表への登録勧告を受ける見通しだとSNSで明らかにした。登録勧告を受ければ、通常は正式登録につながる。最終的な登録の可否は、11月30日から12月5日まで中国・厦門(アモイ)で開かれる無形文化遺産保護条約の第21回政府間委員会で決まる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News