【11月6日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は5日、同国の国際スポーツ界への復帰に反対する国々を非難した。来年のアイスホッケー世界選手権では、ウクライナ侵攻を理由に欧州の複数のチームがロシアとの対戦を拒否すると表明している。

デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、チェコは3日、フィンランドに続き、ドイツで開催される2027年世界選手権でロシアとは対戦しないと表明した。

ロシアは、2022年にウクライナ侵攻を開始して以降、国際アイスホッケー連盟(IIHF)主催大会への出場を禁止されているが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は世界選手権への出場を認める裁定を下した。

国際スポーツ大会の大半から締め出されているロシアだが、ここ数か月は一部の制限が緩和されており、ウクライナはこの動きを非難している。

プーチン氏は、制限が緩和される中、国際オリンピック委員会(IOC)とCASが「五輪憲章とその原則を守る決定を下している」と称賛した。

テレビ中継された政府会議では、「しかし残念ながら、すべての国がかつて交わした約束を守る用意があるわけではない。法的ではなく政治的な理由によるロシアのスポーツ界への制限が続いている」と述べた。

世界選手権は来年5月にドイツで開催される予定だが、ロシアを除いた形で組み合わせ抽選はすでに行われ、試合日程も決まっている。

アイスホッケーをめぐる対立が続く中、カナダのマーク・カーニー首相は3日、来月の世界ジュニア選手権へのロシアの出場は認めないと表明した。(c)AFP