【11月6日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン)は5日、今週発生した欧州各国のスーパーマーケットなどの冷蔵・冷凍庫を狙ったサイバー攻撃への関与を否定し、ロシアを疑うのは「ばかげている」と一蹴した。

欧州の少なくとも9か国でスーパーなどの冷蔵・冷凍庫の温度が急激に上昇し、大量の食品の廃棄を余儀なくされた。欧州連合(EU)は、欧州の食料供給を意図的に混乱させようとする試みだと警告した。

ロシアによるウクライナ侵攻が5年近く続く中、欧州各国はここ数か月、ロシアによる破壊工作が増加していると警告している。

ロシア国営メディアによると、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は「これらはばかげた主張であり、いつものように、何の根拠も証拠もない」と述べた。

さらに「何でもロシアのせいにする、こうした根拠のない非難は、残念ながら欧州各国で常態化しつつある。改めて強調したいが、これは全くばかげた非難だ」と付け加えた。

今週、ベルギー、エストニア、フィンランド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、スウェーデンのスーパーマーケットで冷蔵・冷凍庫の温度が急激に上昇した。フランスも先月、同様のサイバー攻撃を受けた。

西側諸国は、ロシアがサイバー攻撃を繰り返していると非難しており、2022年にロシアがウクライナへの全面侵攻を開始して以降、こうした攻撃は増加しているが、ロシアは一貫して関与を否定している。(c)AFP