KTはサムスン電子と、高速鉄道の高速走行に伴う通信品質の低下を抑える無線ネットワーク最適化技術を共同開発した(c)KOREA WAVE
KTはサムスン電子と、高速鉄道の高速走行に伴う通信品質の低下を抑える無線ネットワーク最適化技術を共同開発した(c)KOREA WAVE

【11月06日 KOREA WAVE】韓国の通信大手KTは11月5日、サムスン電子と共同開発した人工知能(AI)を活用する無線ネットワークの最適化技術により、高速鉄道の走行中に通信が切断される割合を約29%減らしたと発表した。接続先の基地局を切り替えるタイミングを調整し、実証区間で適用前後の通信品質を比較した。

メガ・ニュース(MEGA News)のパク・スヒョン記者の取材によると、時速250キロ以上で走る高速鉄道では、端末が接続する基地局が短い間隔で変わる。次の基地局への切り替えが遅れると、データ通信や通話に支障が出ることがある。

両社は路線で収集した無線信号や接続障害の記録をAIで分析した。基地局ごとに現地で状態を点検する従来の方法に対し、複数の区間で繰り返し生じる通信品質の低下をデータから把握した。

分析の結果、元の基地局との接続が続き、次の基地局への切り替えが遅れることが主な原因と分かった。このため、問題が集中する区間で切り替えを早めるよう設定を変更した。

KTは実証結果を踏まえ、高速鉄道路線への技術適用を検討する。両社はAIを活用した無線アクセス網(AI-RAN)の共同開発と検証も続ける。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News