ハンファオーシャンが開発した浮体式データセンターの模型(c)KOREA WAVE
ハンファオーシャンが開発した浮体式データセンターの模型(c)KOREA WAVE

【11月06日 KOREA WAVE】韓国のハンファオーシャンは、海上に浮かぶデータセンターへの電力供給技術を開発するため、電化・自動化技術を手掛けるABBと業務協約を結んだ。2027年5月までに電力システムの設計を検討し、運用・制御技術の開発を進める。

メガ・ニュース(MEGA News)のリュ・ウンジュ記者の取材によると、人工知能(AI)の計算処理は、負荷に応じて消費電力が急変する。両社は需要の変動に合わせて液化天然ガス(LNG)エンジンの発電出力を調整し、海上でも電力を安定供給できる仕組みを目指す。発電設備と電力システムを一括管理する制御技術も開発する。

ハンファオーシャンがデータセンターの基本設計や電力システムの構成、機器の配置を検討し、ABBが供給の安定性や電力品質、運用効率を検証する。ハンファオーシャンが既に公開した浮体式データセンターのモデルを基に、両社の技術を組み合わせる。

浮体式データセンターは、海上の構造物にサーバーや発電・冷却設備を備える施設だ。AIの普及でデータ処理需要が増える中、陸上での用地や電力の確保が難しいという課題への対応策として注目されている。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News