韓国ミュージカル俳優の高級住宅が競売に…高額借入と利息負担を指摘され
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【11月05日 KOREA WAVE】韓国のミュージカル俳優オク・ジュヒョンが購入した、ソウル市龍山区の高級住宅団地「ハンナム・ザ・ヒル」のペントハウスが裁判所の競売手続きに入り、波紋が広がっている。法律事務所ロエルは最近公開したYouTube動画で、背景について「自己資金が極めて少ない状態での積極的な借り入れと、負担しきれない高金利の利息」を指摘した。
同事務所の分析によると、オク・ジュヒョン氏は2025年、専有面積約330平方メートルの住戸を約190億ウォン(約22億4000万円)で購入し、2026年4月に所有権移転登記を終えた。高額住宅に対する銀行融資の規制が厳しいなか、購入資金はキャピタル会社や貸金業者などから、高金利の借り入れを重ねて調達したとみられるという。
特に、自身の会社名義で新築したソウル市江南区新沙洞の土地・建物について、値上がり分を活用して追加融資を受け、ハンナム・ザ・ヒルと共同担保に設定して多額の資金を調達した構造だと分析した。二つの不動産を合わせた融資総額は300億ウォン(約35億4000万円)を超え、法定上限に近い金利などが適用されたことで、年間の利息負担だけで少なくとも20億ウォン(約2億3600万円)以上、月額では2億ウォン(約2360万円)前後に達した可能性があるとしている。
こうした借り入れ中心の投資に、不動産市況の低迷が重なった。200億ウォン(約23億6000万円)前後の超高額物件は、購入資金を用意できる実需層が限られ、短期売却による利益確定や資金確保が難しい。さらに、個人事務所では公演日程などによって売上高が変動する一方、毎月多額の元利金返済が続き、資金繰りが厳しくなったというのが同事務所の見方だ。
オク・ジュヒョン氏の所属事務所は、債務について「新規事業の推進過程で生じたもので、投資誘致やM&A(合併・買収)を通じて解決を進めている」と説明している。これに対しロエル側は、通常の企業買収というより、新たな債権者を探して既存債務を一本化し、返済期限を延ばす借り換えや、不動産の一部売却による返済交渉の可能性が高いと分析した。
法曹関係者は、競売が取り下げられず実際の落札に進んだ場合、高額物件の競売市場が低迷するなか、入札不調や鑑定評価額を下回る落札によって、新沙洞の建物などに投じた自己資金まで損なわれる恐れがあると指摘。新たな投資家の確保や借り換え交渉の成否が、解決への最大の分岐点になるとみている。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News