オリーブベター聖水店(c)news1
オリーブベター聖水店(c)news1

【11月05日 KOREA WAVE】韓国のCJオリーブヤングが展開する「オリーブベター聖水店」が10月30日、ソウル・聖水洞に開業した。植物性たんぱく質のスムージーから健康食品、サウナ用品やパジャマまで、健康的な日常に必要な商品と体験を集めた「ウェルネス百貨店」だ。

健康機能食品を売るだけでなく、食べる、肌に塗る、休むといった日常の中で、心身を整える体験を提案する。同店は地下1階~地上3階、売り場面積は約612平方メートル。2026年に開いたオリーブベター5店舗で最大となる。中央階段を軸に、空間ごとに異なるテーマを設けた。

1階で目を引くのは、聖水店で初導入した「ベターバー」。独自の食品ブランド「オールザベター」の植物性たんぱく質スムージーやウェルネスティーを提供する。健康食品になじみのない人にも、まず飲み物として試してもらう狙いだ。たんぱく質商品の購入前に味を確かめられるようにし、手に取る際の抵抗感を和らげる。

コーヒー以外の飲み物を求める人向けに、水分補給や日々の活力をテーマとするメニューもそろえた。水に加えるスティック型商品やエナジーブースターショット、カボチャ茶などを扱う。

2階の食品売り場は、植物性の食事、グルテンフリー、水分補給、エネルギーの4つを軸に構成。「ベターチョイス」では、乳酸菌や高麗人参エキス、ジンジャーショットなどを好みや関心に合わせて選べる。窓際には弁当用品やタンブラー、ランチバッグを集めた「ランチウェア」の売り場がある。オンライン中心だった生活雑貨ブランドを実店舗で紹介する、聖水店独自の空間だ。食事を自分で用意することも、健康的な生活習慣の一部と位置付けている。

「イン&アウトビューティー」では、美容向け食品と化粧品を一緒に紹介。肌や頭皮、髪の悩みに応じた商品をまとめた。製薬会社の化粧品などを集めた「アドバンストビューティー」では、外国人観光客の需要も狙う。

3階は、若者の間で関心が高まるサウナや休息がテーマだ。「バスリチュアル」の売り場には、顔や体に使うかっさ、入浴用品などが並び、口腔・衛生用品も別の空間にまとめた。奥にはハンドタオルやパジャマ、アロマテラピー商品などの小さなショールームも設置。住生活関連ブランドを2~3カ月ごとに入れ替え、再来店につなげる計画だ。

オリーブヤングによると、9月のウェルネス商品の売上高は、オリーブベターを立ち上げた直後の2月より51%増えた。年内に実店舗を10店まで増やす目標を掲げる。聖水店の取り扱いは603ブランド。このうち75ブランドは、今回初めてオリーブヤングとオリーブベターに出店した。

立地も従来店と異なる。聖水洞の練武場通りの中心商圏と、ソウルの森周辺の住宅地が接する場所を選んだ。光化門や江南駅などのオフィス街中心の店舗とは異なり、若者や外国人観光客に加え、家族連れも取り込む戦略だ。

開業後2日間の外国人客による売上高の割合は約50%だった。店員は「体感では外国人客が半分以上。特に製薬会社系の美容商品やウェルネスティーへの関心が高い」と話した。同店関係者は、期間限定店や飲食など体験型の要素が多い聖水で、「何度も訪れたくなる空間、毎日気軽に試したくなる商品がそろう店として、お客さまと出会いたかった」と説明した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News