【11月5日 CGTN Japanese】中国電子情報産業発展研究院が11月4日に発表した「2026年新型ディスプレイ産業発展報告」によると、中国は、世界で最も幅広い技術分野を網羅するディスプレイパネルの生産拠点となっています。

中国光学光電子行業協会液晶分会の胡春明常務副秘書長によると、2025年の中国の新型ディスプレイ産業の生産額は8386億元(約19兆8619億円)に達し、世界市場シェアは53%を超えました。また、ディスプレイパネルの出荷面積は2億2000万平方メートルを超え、世界全体の77%を占めました。

2026年も中国のディスプレイ市場は成長傾向を維持しています。今年6月、中国初、世界で2番目となる第8.6世代AMOLED(アクティブ・マトリクス有機EL)の生産ラインが四川省成都市で量産を開始しました。これにより、既にスマートフォンで普及しているOLED(有機EL)ディスプレイの用途が、ノートパソコンやモニターなどの中・大型ディスプレイ市場へと大きく広がる見通しです。

現在、中国の新型ディスプレイ産業は、北京周辺、長江デルタ地域、中西部、珠江デルタ地域の四つの主要な産業集積地域を形成しています。「第15次五カ年計画」(2026~2030年)期間中、中国の新型ディスプレイ産業の規模は1兆元(約24兆円)の大台に乗ると予測されています。また、民生用電子機器、車載電子機器、産業用電子機器、医療・ヘルスケア、VR(仮想現実)など、複数の1兆元規模の応用市場を支える基盤となる見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News