ソウル市内の低価格コーヒーチェーン店に並ぶ人々(c)news1
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【11月05日 KOREA WAVE】韓国中部の忠清北道・清州にあるカフェチェーン「ペクタバン」の店舗で、飲み物3杯を無断で持ち出したとして業務上横領容疑で告訴された20代のアルバイト店員について、警察は再捜査の末、容疑なしと判断し、不送致を決めた。

この店員の父親と名乗る男性が2日、オンライン掲示板で経緯を明らかにした。投稿によると、店主は2025年、3800ウォン(約420円)の大サイズのアイスアメリカーノを含む飲み物3杯を巡り、女性店員を業務上横領容疑で告訴した。女性は警察の調べに、廃棄するために取り分けておいたという趣旨の説明をしたとされる。

清州清原警察署は当初、軽微犯罪審査委員会に付すことを検討したが、店主側の要請を受けて事件を検察に送致した。その後、担当検事が補充捜査を求め、再捜査を経て10月25日に不送致の決定が出た。父親によると、店主が告訴を取り下げた後も、被害者の処罰意思にかかわらず捜査を続けられる容疑だったため、女性は再び事情聴取を受けたという。

父親はまた、この件をきっかけとした雇用労働省の監督で、事業所を分けて運営するなかでの割増賃金の未払いなど、労働関係法令への違反が確認されたと説明した。計49人分の未払い賃金について是正措置が取られ、女性にも時間外・深夜・休日労働の手当が支払われたという。女性が職場での嫌がらせを申し立てた件でも、労働基準法違反が認められ、過料が科されたと父親は述べた。一方、女性側が申し立てた恐喝や強要、個人情報保護法違反などの別件は、現在も手続きが続いているという。

掲示板では不送致を妥当とする声のほか、店舗が今も営業しているとして、ほかのアルバイト従業員の待遇を心配する声もあった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News