「極右の波は崩れつつある」スペイン首相、米共和党大敗を歓迎
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【11月5日 AFP】スペインのペドロ・サンチェス首相は4日、米中間選挙で民主党が連邦議会の上下両院で多数派を奪還し、米国の有権者がドナルド・トランプ大統領に厳しい審判を突き付けたことを歓迎し、世界的な極右の波は「崩れつつある」と述べた。
世界的に著名な進歩派政治家でありながら、自ら11月29日の実施を決めた前倒し総選挙で政権維持が危ぶまれているサンチェス氏は、「ブラジルで起きたことが、今度は米国でも起きた。そして間もなくスペインでも起きるだろう」と述べた。
さらに、極右の波は「もはや拡大せず、崩れつつある」と主張した。
米中間選挙では、民主党が上下両院を制し、共和党の強固な地盤でも相次いで勝利を収め、圧勝した。その数日前には、ブラジルで左派のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領が予想外の再選を果たした。
だが、スペインの総選挙まで4週間を切る中、世論調査では、欧州に残る数少ない左派系指導者の一人であるサンチェス氏が、中道右派の最大野党・国民党(PP)に敗れる可能性が示されている。
国民党は第1党となるものの過半数には届かないと予測されており、極右政党「ボックス(VOX)」が次期政権樹立の鍵を握る可能性がある。
スペインではここ数か月、移民問題と住宅問題が国民的議論の中心となってきた。だが、マドリード南方のウルダで発生し、少なくとも69人が死亡した列車事故の影響で選挙戦の報道は減少している。(c)AFP