【11月5日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日、同国南東部の人道支援物資の配布場所となっていた学校などに対するロシア軍の攻撃による死者が、40人に増えたと発表した。依然として数十人の安否が分かっていない。

ロシア軍は2日、南部ザポリージャ州コミシュバハ村の住民が毎週、人道支援物資を受け取っていた建物に複数の爆弾を投下。その後、人々が避難していた地下シェルターを攻撃した。

ウクライナ側は、一度攻撃した場所を再び狙うダブルタップ攻撃だったとしている。

ゼレンスキー氏はSNSで、「現時点で40人が死亡したと報告されている。残念ながら、身元が確認されていない遺体もある」と述べ、「今も30人以上ががれきの下にいる可能性がある」とした。

同氏は3日時点では、死者は33人と発表していた。

ウクライナ警察は、今回の攻撃で死亡した警察官4人のうち、1人が装着していたカメラの映像を公開した。

映像には、誘導爆弾の接近を知らせる無線の警告を受けながら、人々を地下シェルターに誘導する警察官の声が記録されている。

続いてシェルター内の人々が映るが、爆発とともに画面が暗転し、音声も途切れる。

国連のウクライナ人権監視団は3日、今回の攻撃を非難し、爆撃は国際法に違反する可能性が高いと指摘した。(c)AFP