中国の専門家の傅伯傑氏がボルボ環境賞を受賞
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【11月4日 CGTN Japanese】中国科学院院士(中国科学アカデミー会員)である中国科学院生態環境研究センターの傅伯傑研究員は11月2日、スウェーデンの首都ストックホルムで2026年ボルボ環境賞を受賞しました。生態系の回復と持続可能な開発の研究分野における顕著な貢献、特に中国の黄土高原における生態系管理に重要な科学的裏付けを提供したことが評価されました。
ボルボ環境賞審査委員会は授賞式で、「傅伯傑氏は社会と生態系および持続可能性科学の分野において先駆的な貢献を果たし、地域の生態系回復と地球規模の持続可能な開発を結びつけた」と評しました。傅研究員が中国の黄土高原やその他の乾燥地域で行った長期的な研究は、土地の劣化、水資源の不足、食糧安全保障などの課題に直面している世界中の地域にとって、重要な参考事例です。
受賞後に取材に応じた傅研究員は、「この賞を受賞できたことを大変光栄に思う。これは、生態系回復と持続可能な開発の科学分野における中国人科学者の成果が国際的な科学界から認められたことであり、また、生態系の保護と回復において中国政府が成し遂げた多大な成果を示すものでもある」と述べました。
ボルボ環境賞財団が先日発表したプレスリリースによると、黄土高原の生態系回復は複雑なシステム工学の取り組みです。傅研究員とそのチームは、長期にわたる野外調査と景観スケールでの分析を通じて、土地利用、植生、水資源、土壌、生物多様性、さらに地域住民の生計との関係を深く研究し、科学的な生態管理を進めるための重要な根拠を提供しました。
ボルボ環境賞は、スウェーデンのボルボ・グループが資金提供を行い、1990年に授与式が初めて実施された賞で、環境科学分野において国際的に重要な影響力を持つ賞の一つです。同賞は毎年授与され、卓越した科学的業績を上げ、その研究成果が政策立案に重要な影響を与えた科学者を表彰することを主眼にしています。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News