中国の漁師 網にかかった150キロ超のマンボウを海へ放流
このニュースをシェア
【11月4日 CGTN Japanese】このほど、中国浙江省舟山市の漁師が東海で漁をしていたところ、重さ150キロを超えるマンボウが偶然網にかかりました。
このマンボウは体が大きく、平たく丸みを帯びた姿をしており、引き揚げられた時、その場にいた漁師の多くは、海に浮かぶ岩と見間違えるほどでした。
その後、マンボウが弱っていないことを確認した漁師たちは、その場で海に放流しました。
マンボウはマンボウ目マンボウ科に属し、世界で最も重い硬骨魚類の一つです。山東大学海洋学院の王亜民教授によると、マンボウには一般的な魚類のような持続的かつ高速な遊泳能力がなく、普段は波に任せて漂流しており、海流が向かう先へとただ流されていくとのことです。
ネット上では、マンボウがアシカやサメに体の一部を大きく食いちぎられながらも、なお海を漂っている姿がよく見られます。王教授は、「マンボウの皮下組織は主にゼラチン質と脂肪で構成されており、末梢(まっしょう)神経が少ない。もし食いちぎられたのが周辺部のゼラチン質組織だけであれば、痛みは少なく、生命への影響もあまりない。頭部などの重要部位を傷つけなければ、欠損したゼラチン質は比較的早く回復する」と説明しました。
マンボウは中国の南海、東海、黄海、渤海に分布していますが、身質は柔らかく味が淡白で食用価値が低いため、漁師にとってわざわざ捕獲するほどの価値がないとされています。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News