トランプ氏、さっそく責任逃れ「私の名前は投票用紙に載っていなかった」 中間選挙大敗で
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【11月4日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(80)は3日、共和党が歴史的な大敗を喫し、上下両院で多数派を失うことが確実になった中間選挙の結果を受け入れる意向を示したが、さっそく他の共和党員に責任を転嫁しようとした。
トランプ氏は選挙遊説で繰り返し、共和党員に対して「私の名前が投票用紙に載っていると思って投票してほしい」と呼び掛けていた。
だが、自分の非を認めるような人間ではないトランプ氏は3日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「私の名前は投票用紙に載っていなかった。もし載っていたら、われわれは圧勝していただろう! この件にご注目いただき感謝する」と投稿し、早くも責任逃れを図った。
トランプ氏は、2020年大統領選でジョー・バイデン前大統領に敗れたことを認めなかった時と同じように、今回も結果の受け入れを拒否するのではないかと思われたが、大方の予想に反して米紙ニューヨーク・タイムズに融和的な姿勢を示した。
トランプ氏は「フェイクニュース」などと呼んで批判してきた同紙に対し、「結果を受け入れる覚悟は完全にできている」と述べ、「民主党と協力する。彼らと協力することを楽しみにしている。おそらく何とかなるだろう」と語った。
しかし、その後トランプ氏は、民主党による法案成立の試みに実際にはどう対応するつもりなのかをうかがわせる投稿をした。自身のトレードマークである赤い「MAGA(米国を再び偉大に)」の野球帽の写真に、「VETO(拒否権)」という一語を添えたものだった。
ホワイトハウスでは、トランプ氏と主要閣僚らが豪華なイーストルームで開かれた集まりで厳しい選挙結果を見守る中、バンカーメンタリティー(外部の意見を遮断し、身内だけで自己防衛を図る心理)が漂っていた。
ホワイトハウス当局者はAFPに対し、「ホワイトハウスには開き直ったムードが漂っている」と語った。
一部の職員は、派手な内装が売りのレストランチェーン「チーズケーキ・ファクトリー」の料理をテイクアウトして食べていた。これは、トランプ氏によるホワイトハウスの改修について「まるでイラクのサダム・フセイン元大統領がチーズケーキ・ファクトリーを開いたみたいだ」と冗談交じりに形容した民主党のバラク・オバマ元大統領への当てこすりだった。